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会員増強月間によせて 地区会員増強委員会 委員長 細田 周一 |
8月は、会員増強月間です。大島ガバナーの本年度の方針の中の一番目に、ロータリーの存在と意義を地域と世界に訴え、日米などに今広がっている会員減に歯止めをかけて、巻き返しのチャンスをつかもうというのがあります。2004年4月末日の当地区の会員数は、5498名、昨年の7月末の会員数は5477名、21名の純増です。80クラブで、会員の増加に取り組んでいますが、入会よりも退会の方が、上回っていて、結果的に、微増に留まっています。会員増強は、委員会に任せるだけでなく、一人一人の身の回りから考えてゆくことが、大切です。増強の前に会員の減少をどう防ぐかということです。 昨年の神戸政治RIMCが、言われた言葉を引用します。@クラブ独自の会員増強のマニュアル、方針を決めてほしいこと。A退会の防止では、理由を調べたり、退会者を少なくするよう活動をする。会員増強を考えるとき、次の3点を考えてほしい。 @ロータリーの目的を十分説明をしているか。Aロータリアンの義務、権利やロータリーの活動について、詳しく話しているか。B自分のクラブの構成とか、活動をきちんと話しているか。以上のことを参考にクラブ独自のマニュアルを作ってほしい。 次に、昨年の地区会員増強委員長会議の折の宮崎茂和RIMZCの講演を引用をさせていただきます。 当地区は、日本で一番会員数が多い地区です。日本には、会員数が20名以下のクラブが167クラブあります。一番少ないクラブは5名しかいません。8名が3クラブあります。20名以下のクラブが多いのは、第1ゾーン(東北、北海道)です。当地区は、0です。ですから、非常にアクティブな地区です。 ロータリーやロータリー財団は、世界中で毎日どこかで奉仕活動をしています。しかし、この様なすばらしい奉仕を行うためには、一人でも多くのロータリアンが必要です。そのためには、活動していただくすばらしいロータリアンを増やすことが求められます。 私は、MZCとして過去2年間いろいろな地区を訪問させていただきました。その体験に基づいて、皆さんにお土産を差し上げたいと思います。クラブに帰って是非自分のクラブについて検討してみてください。まず、7つのことを申し上げます。 @ ロータリーのイメージが今ひとつ。金持ちの昼食会か?しかし誰がそうさせているのか。 A ロータリアンとしての活性の低下。特にステータスの低下。奉仕意欲の減少、従って 参加ロータリアンの減少。誰がそうさせているのか。 B 会員増強をしようというやる気の低下。会員増強委員長、会長、幹事の燃えるような 情熱。1人1人の責務。 C 景気の後退が、錦の御旗になっている。ロータリー大好きだけど経済的理由だけで辞 めた人は意外と少ない。 D 新会員に対する会員の配慮が薄い。3年未満で去っていく会員は、辞めてゆく会員の 実に3/4ある。全国的な平均。どうしてか? E 止めていった人に対する調査。クラブに何か原因はないか。その原因を排除して、 楽しいクラブ作りが大切。 F 奉仕に対して、感動を得る事が少ない。感動を得るようなプロジェクト作り。継続 事業の見直し。奉仕に参加する会員を増やす。ロータリーを楽しむプログラムを作る。 以上のことに対して、ではどのような対策をとればよいか。7つのことを申し上げる。 @ 地区もクラブも目標を立てて公表しましょう A 前年度6月までに、この8月の会員増強月間の準備は出来上がっていたでしょうか? B 質の向上を考える。これは、会員の維持につながる。ロータリアンとしてのステータス が向上する。 C フォーラムやアッセンブリーで、ロータリー、ロータリー財団への理解を深める。 D 例会・奉仕は楽しいものにする。 E 地区補助金を利用する。 F 辞めていった会員に対する配慮。 以上のようなお話をいただいた。 本年度も、8月4日に名古屋で、地区会員増強委員長会議を開催。各グループごとに成功例や意見交換をして、会員増強セミナーを行う。 テーマは、@会員増強のための方策。A退会防止の方策。B新会員に対する研修・フォローなどとする。 |
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