報 告:会長 渡邊 萬里
名古屋東山ロータリークラブRCC 愛知池友の会 主催
「助け合い 桜まつり」
2015 年3 月26 日、愛知池畔の喫茶『カーデン』にて「助け合い桜まつり」が開催されました。愛知池遊歩道の桜は未だ1~ 2分咲きでしたが、今年で三度目のこの会を参加者が思い思いに楽しむ事ができたことを喜んでいます。
「助け合い桜まつり」は、名古屋東山RCのRCC〈愛知池友の会〉・〈AJU車いすセンター〉が、お互い支え合うということから始まりました。
当クラブが5 周年記念事業として植樹した愛知池遊歩道の桜並木の保全・管理を、〈愛知池友の会〉さんが担って下さったのが、そもそものご縁の始まりです。そこに、またご縁があって支援させていただいた〈AJU車いすセンター〉さんが加わり、愛知池友の会の積極的な活動の一端を支援する、といった形で、三年前に第1 回の「桜まつり」が開催されました。
近頃流行の「おもてなし」からすれば、主催の〈愛知池友の会〉、協賛として当クラブおよび〈AJU車いすセンター〉、開催場所の『カーデン』などが、ご参加の方々をもてなしているように見えたかもしれませんが、茶人の千利休が客人をもてなす心に「いかにも互いの心にかなうはよし、かないたがるは悪し」と言ったように、自利・利他、水を汲み、薪をくべ、お茶をたてて客人に勧め、また自分もそれを楽しむのが自然の付き合いといえるでしょう。「サービス」は一方的だが、「もてなし」は双方向だということです。お互いに気を遣って、しかも、それがお互いの負担にならないという呼吸、間の取り方は難しいものですが、奉仕活動、が精神的には決して一方向ではないということを心の隅に留めておきたいものです。
名古屋東山RCが、今後も奉仕の理想を実践するうちに、この双方向の「もてなし」の精神を忘れないようにしたいと考えております。そこで、名古屋東山RCとしては、" 他人の心と自分の心をいたわり合う"という心掛けを忘れないよう、「助け合い桜まつり」を本年度のロータリーデ―とすることにいたしました。
今回の「助け合い桜まつり」には100 名近い方々が参加、歌や演奏、体操など、5つの演目それぞれに楽しんでいただき、地域のボランティアの方々と、RCCメンバーそれぞれが互いに奉仕し合うことが出来たことをご報告いたします。