東尾張分区 ガバナー補佐 加藤 令吉
東尾張分区のIMは「歴史は未来への道標 語ろう!明日のロータリー」をメインテーマに瀬戸RCをホストクラブに来賓・特別出席者並びに参加12 RCのメンバーの参加を得て開催された。
第1部の式典を終えて、第2部では基調講演として歴史問題に造詣の深い井沢元彦氏を招き「歴史から見る日本の将来」と題して講演をして頂いた。内容は日本の聖徳太子の十七条の憲法から新約聖書、コーランあるいはダンテの「神曲」、シェークスピアの「ヴェニスの商人」迄を引き合いにして、今迄私達が思い過ごして来た歴史観や教育観にまで鋭く切り込んだ大変内容のある話であった。特に日本人の知恵と技術が生み出した文明についても、その裏側に潜んでいた問題が後世に新しい問題を生み出したとか、ある意味での日本の急成長における欠点や弱点を指摘する部分も有り一同大変興味深く聴講していた。これらの延長線上に日本の教育に影響を与える言葉があった事は嬉しい事であった。又、現在世界を騒がしているISについても事細かな説明があり原点は浅くはないという事を実感した。
第3 部では犬山、瀬戸北、岩倉、愛知長久手の4RCの代表者によるスライドレクチャーで「地域の歴史と特色などわが街の誇り」をテーマにフォーラムを行ない、地域特性をアピールする時間が持てた。又、その内容については講師の井沢元彦氏に講評をして頂く事が出来、より効果的なものになった。
第4 部で次期ガバナー補佐として犬山RCの朱宮新治君が紹介されると同時に次期IMホストクラブの犬山RCを発表した。その席上、次期ガバナー補佐の朱宮新治君と犬山RCの会長 近藤斉宏君にご挨拶を頂き、第1 部より第4 部迄つつがなく終えることが出来、点鐘。
第5 部は皆様お待ちかねの懇親会。この席からは近藤雄亮ガバナーにもご臨席賜り会場に花を添えて頂いた。ガバナーのご挨拶の後は一年間随行して頂いた馬場將嘉地区副幹事の乾杯の発声で宴の幕は切られた。この宴席に講師の井沢氏も同席され大変盛り上がってあっという間に予定の時間になり和気藹々に「手に手つないで」を歌い無事閉会した。