本年10 月17 日午後5 時30 分から名古屋千種ロータリークラブ創立35 周年記念祝典を名古屋東急ホテルで開催し、本多 満 東名古屋分区ガバナー補佐をはじめ、多数のご来賓の方々にご臨席賜りました。
記念奉仕事業としましては、NPO 法人キャンヘルプタイランドと共にカンボジアの小学校へトイレ用ポンプ及び児童に対する文房具の寄贈を行いました。当年度は地区補助金の交付を受けカンボジアの3 つの小学校へトイレ設置の事業を行うことができ充実した国際奉仕活動ができたことに感謝しております。キャンヘルプタイランドとは15 年来のお付き合いであり、それ以来タイの学生に対する奨学支援活動を行い、創立20 周年には校舎の寄贈を行いました。今後もタイ、カンボジアなどの東南アジアの国々への奉仕活動を継続して行きたいと念願しております。
記念講演はデービッド・アトキンソン氏に「『観光立国・日本』を目指すためには」という演題で講演して頂きました。氏は現在、株式会社小西美術工藝社という創業380 年を超える寺社仏閣の修復等を手掛ける会社の代表者を務められ、日本美術に造詣が深いだけではなく観光戦略についても造詣が深く、今後の日本の進むべき道を提案して下さる内容でした。祝宴には名古屋市立神丘中学校吹奏楽部による演奏を聴いて頂きました。同校は全国レベルのコンクールにおいて数々の賞に輝いている吹奏楽部であり、楽器の音色、旋律には一体感があり素晴らしい演奏でした。
創立会長幹事は既に他界されていますが、創立会長の御子息は乾杯のご挨拶の中で、在りし日の会長の思い出を語られ、聞き入る会員の胸にもその思いが強く伝わる内容でした。今回元会員が多数出席して頂き、思い出を語り合い、再度の入会を呼びかける機会となりました。お食事を堪能して頂き、最後に「手に手つないで」を全員輪になり合唱し、お開きとなりました。会員一丸となり、この日のために準備してきたことが達成でき感無量でした。参加して頂いたご来賓の方々及び会員の活動に感謝するばかりです。次は40 周年に向けての活動が始まります。
創立35 周年実行委員会 委員長 谷口 優