2006年と2010年にロータリーが行った調査で、ロータリーのことを知らない人が大勢いること、また、ロータリーという名を聞いたことがあっても、その大半はロータリーが何をする団体なのかを知らないということが明らかになりました。そして判明したのは、ロータリーとは何か、何をする団体なのかを、そもそもロータリアン自身がうまく説明できない、ということです。一般の人々にロータリーについて効果的に伝えるには、まず、ロータリアン自身がロータリーをよく理解する必要があります。
ロータリーは単なる奉仕団体や人道団体に留まるものではありません。多様な職業の会員基盤のおかげで、他団体が見ることのできない課題や機会を捉え、職業スキルを生かして奉仕します。
ロータリーは、地域社会を少しずつ改善しながら、社会的な影響をもたらしています。「国際奉仕」や「社会奉仕」という分類をしていますが、実際には、「世界的な規模で地域社会に影響を与えている」と言ってよいのです。この点でロータリーは無二の存在です。
ロータリアンのブランドを体現し、まず自分がなぜロータリアンとなったのか、ロータリアンであることは自分にとってどのような意味があるのか今一度考えておいてください。
皆様と1年間、2760地区のキャッチフレーズである「磨いて輝こう」を意識し、ロータリー・テーマを実践し、有意義で達成感ある年度にしましょう。
会員ご本人のみならず、ご家族、地区および各クラブの職員の方々すべてのご健勝を願いご挨拶とさせていただきます。