クラブ事業報告

高齢者・障害者との体験型交流会

開催日:2023-10-23

名古屋北RC 社会奉仕委員長 森蔭真人

  • 高齢者・障害者との体験型交流会

  • 高齢者・障害者との体験型交流会

    報告者 : 森蔭真人

【本事業について】
来年の5月に65周年を迎える当クラブの記念事業の一環として、地区補助金を活用した「高齢者・障害者との体験型交流会」を名古屋市北区社会福祉協議会様と共同で開催いたしました。
本事業の選定に際して、当クラブの発祥の地でもある名古屋市北区・東区にて地域住民の方々と一緒になって何か出来ることはないかと足立幹事とともに北区内を散策したり、お話を聞いてまわる中で名古屋市北区社会福祉協議会様とのご縁を頂くこととなり、今回の社会奉仕活動に至る経緯となりました。

【式典】
記念式典及び体験交流会には、名古屋市北区 五味澤区長、名古屋市北区社会福祉協議 川村会長、北区身体障碍者福祉協会 上松相談役、一般ボランティアの方々13名、名古屋北RCより髙柳会長・安部住職はじめ20名に参加していただき、記念式典を執り行うことができました。

【寄贈品について】
今回の寄贈品におきましては、地域の方々のお声を反映した物となっており、地域の方々に「誰でも・何時でも・無料で」貸出が可能な物となっております。
(車いす…10台、車椅子用ラック…2セット、歩行器…1台ボッチャ…5セット、ボッチャ用コート…2セット)

【寄贈品の活用について】
今後我々が寄贈した物品は、名古屋市北区社会福祉協議会様が窓口となって地域の方々へ無料で貸し出されることとなり、地域の方々のお役に立てていただくこととなっております。
車いすは、すでに年間で180回以上の貸出実績があるとのことで、高齢者や障害者の方々にご利用いただけて、ボッチャは、地域での交流会や健康づくりイベント等での利用が見込まれており、地域初となる貸出しに多くの利用が見込まれております。

【体験交流会】
北区身体障害者福祉協会 上松相談役に車いすの体験談を聞かせていただきました。そして車いすの準備の方法や折り畳み方や乗り降りの方法などを実際に教えていただきながら実際に車いすに乗って5cmの段差を乗り越える体験をいたしました。
少しの段差でも実際に車いすを使用するとすごく大きな段差となり、不便を感じる貴重な体験ができました。
またボッチャでは高齢者の方々とロータリーチームに分かれて体験をしたのですが、思いのほか楽しかったのか皆夢中になり童心に帰ったような笑顔が絶えない体験となりました。

【広報活動】
今回の事業開催にあたり、クラブ会員様の企業に案内を出し多数のメディアに取り上げていただくこととなりました。
・株式会社CBCテレビ
・東海テレビ放送株式会社
・株式会社中日新聞
・株式会社中部経済新聞
・なごや北ホームニュース
当クラブのホームページならびにSNS(Facebook、Instagram、X)にて広報活動を行っております。
また今後の貸出の案内におきましては、名古屋市北区社会福祉協議会様より「車いす・歩行器の貸出のお知らせ」、「ボッチャ貸出のお知らせ」を行い、幅広く皆様に周知していくこととなっております。

【終わりに】
本事業を通じ今まで知りえなかった情報や経験、体験をすることができました。また様々な人に支えられ本事業を遂行するでき大変嬉しく思います。
ご協力をいただきました『名古屋市北区社会福祉協議会』、『北区身体障害者福祉協会』、『名古屋市北区区民ボランティア』、『名古屋北ロータリークラブ』の皆様、そしてこの事業にご参加、ご支援いただいた全ての皆様に心から感謝し御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

案内