22-23
ガバナー月信

Vol.4

2022.11.01

表紙

Governor’s Message

地域社会と世界で活動するロータリークラブへ

   今年のガバナー公式訪問も順調に進み、各クラブの皆さんの手厚いおもてなしを頂きながら、10月31日を最後に無事終えることが出来ました。この訪問を通じて、各クラブの皆さんと親睦を深めることができました。
 さて、2760地区では、皆さんの個性豊かな活動を通じて、ロータリーの主な活動である人道的奉仕活動が着々と進んできております。昨今のコロナ禍が一時と比べて落ち着きを見せつつありますが、まだまだ予断を許さない状況であります。今年度に入って、各クラブの活動が活発になって参りましたが、皆さんのコロナ蔓延防止に対する高い意識を維持しながら、少しずつ従来の活動を取り戻していって頂きたいと思います。
 今回は3つの点についてご報告したいと思います。一つ目に、皆さんが3年前にロータリー財団へ寄付して頂きました資金が、当地区に地区活動資金(DDF)、世界活動資金(WF)として送金されて参りました。これに伴い、地区活動資金事業として56クラブに、世界活動資金事業として5クラブに、それぞれ資金が割り振られました。この様に、ロータリー財団に我々が寄付をしたことにより、将来の奉仕活動資金が確保され、『世界でよいことをしよう』を合言葉として、笑顔にあふれた活動を展開していくことが できます。互いに笑顔になり、多くの人々を更なる笑顔に導くとともに、ロータリークラブの益々の発展を信じ、皆さんと共に、頑張って参りましょう。
 二つ目に、インターアクトクラブより朗報が報告されました。去る9月1日に『第7回全国高校生ソーシャル ・ ビジネス ・ プロジェクト交流フェア~学生の学生による学生のための祭典~』において、最高賞である「SBPチャレンジアワー ド」文部科学大臣賞を受賞しました。出品したのは、『つなぐっず』という商品で、地元の店と協力して子供たちの学習を支援する「無料塾を開くため」の運営費を捻出するための商品を販売する仕組みです。  これを受賞したクラブは、「中部大学春日丘高等学校インターアクトクラブ」です。大変名誉なことであり、地区大会の時に受賞内容を披露させて頂きます。
 この様に、インターアクトクラブはじめロータリーアクトクラブの活動も活発に行われており、他地区からの評価も高いものがあります。是非、皆さんも青少年の育成に向けて積極的な活動を行って参りましょう。
 三つ目の報告として、我々にとって最大の祭典である地区大会が、11月12日(土)~13日(日)の2日間にかけて、それぞれ名古屋観光ホテルと愛知県国際展示場にて行われます。これは2760地区所属のロータリアンのための大会であり、この一年間の皆さんの活動成果を発表して頂く場であります。ぜひ、日頃の皆さんの職業活動における何某かのヒントになるような体験談もお聞き頂き、お仕事の参考にして頂ければと思います。
 また、今回は、開催地区の特徴を披露して頂き、故郷をしのんで頂く機会にしたいと考えております。これまでとは趣向を少し変え、皆さんに楽しんで頂けるよう企画して参りました。是非、皆さんにご参加頂き、ロータリアンの仲間と語り合い、親睦を深めて頂ければ幸いです。

国際ロータリー第2760 地区
2022-23年度
ガバナー
名古屋中ロータリークラブ所属
篭橋 美久