22-23
ガバナー月信

Governor’s Message

平和への願いを込めて

　新年となり、ロータリー年度後半の運営を新たな気持ちで迎えてから、早くも1か月が経過しました。時の流れが早くなりつつあると感じる昨今であります。皆様におかれましては、如何お過ごしでしょうか？
　コロナの感染者数が再び増加している状況は憂慮すべき事態ですが、経済活動の活発化や、旅行活動の解禁など、少しずつ以前よりも自由度の高い活動が展開されつつあります。コロナ禍以外では、国内の状況は落ち着いており、平和な状況であると言えるでしょう。
　然しながら、海外に目を転じますと、ロシア ・ ウクライナの戦争状態が、深刻さを増してきております。この戦争によって、世界全体での食料 ・ エネルギー問題や、物価の高騰など、私たちの生活に大きな影響を及ぼす結果となっています。
　特に、発展途上国には、甚大なる影響が出ております。ロータリーが長年にわたり、重点分野として貧困 ・ 健康 ・ 教育等の支援活動を行って参りましたが、活動そのものが大きな影響を受けています。
　この様に、一つの地域で起こった紛争が、多くの国々に影響を及ぼすこと、また先進国同士の争いは、地球規模に発展しかねない時代であることを私たちは認識しなければなりません。この戦争をきっかけとして、我々ロータリーは、「人類の平和」の実現を目指し、支援活動をさらに深めなければならないと、決意を新たにする必要があると思います。
　ロータリー活動の必要性や意義をロータリアン一人が深く認識し、活動をして頂きたいと願うばかりです。
　今年度後半に入り、1か月が過ぎましたが、これからの期間は、ガバナー補佐の皆さんが企画されたIMが開催されます。この機会を活用し、将来に向けてのロータリーの姿を皆さんで語り合って頂き、今後の活動を計画・実行して頂きます様、お願い致します。
　今後の皆様の益々のご活躍を祈念しております。