22-23
ガバナー月信

Vol.11

2023.05.01

表紙

Governor’s Message

青少年奉仕のさらなる発展を願って

 春の季節から初夏へと進んで参りました。いよいよ今年度も終盤を迎え、ラストスパートの時期に入ってきました。今年度の活動も次年度に向けた準備段階を超えて、既に始動状態に入りつつあります。
 昨今は新型コロナの感染状況が終息の兆しを見せており、以前よりも自由度の高い経済活動が拡大しています。海外旅行客の受け入れ拡大や全国旅行支援などもあり、国内の経済活動が漸く回復傾向となってきました。
 然しながら、我々の生活環境は依然として厳しい状況にあります。生活必需品の値上げが実施され、物価も上昇しています。特に、電気・ ガス ・ 食料が厳しい状況であると思います。
 生活必需品の値上げと物価上昇は、特に生活困窮世帯に大きな影響を与え、生活苦にあえぐ人が増加してきているように感じます。この様な時だからこそロータリーは、地域社会のニーズをくみ取り、一人一人のカを結集させて、社会奉仕活動に邁進していかなければならないと考えます。より良い社会に変えていけるかどうかは、皆さんの活動にかかっています。是非、皆さんの更なるご協力をお願いいたします。
 私たちのロータリー活動の恩恵を受けた方々が笑顔になることを想像し、皆で頑張って参りましよう。
 さて、今月は、青少年奉仕月間であります。今年度に青少年が行ってきた奉仕活動を振り返ってみますと、若者の視点で計画された価値あるアイデアの中で、中部大学春日丘高等学校インターアクトクラブの活動が文部科学大臣賞を受賞しました。また、子どもの学習•生活支援に対して、地区□ーターアクトクラブの活動が豊田市より評価して頂き、感謝状を頂く栄誉を受けました。また、3月には、地区RYLA研修セミナーがフル対面で3年ぶりに開催されましたが、青少年のリーダーシップについての研修が行われ、参加された青少年の皆さんの成長ぶりを感じることが出来ました。また、ローターアクト年次大会が開かれ、活発な活動の報告が相次ぎ、我々ロータリアンでは思いつかないような斬新なアイデアに感銘を受けました。これからも、引き続き私達ロータリアンが積極的に若い世代の活動を支援していく必要があると思います。この点についても、是非皆さんのご協力をお願い致します。
 今後のインターアクトや、ローターアクトの皆さんの益々の活躍を祈念しております。次年度はコロナが終息して、社会経済の活動が活発になり、思い切ったロータリー活動を展開することが可能になると思います。皆が笑顔になれるように、引き続き頑張って頂きたいと思います。
 次年度のロータリー活動の更なる活性化と、ロータリアンの皆様の益々のご活躍を祈念しております。

国際ロータリー第2760 地区
2022-23年度
ガバナー
名古屋中ロータリークラブ所属
篭橋 美久