クラブ事業報告

ウクライナ支援事業

開催日:2022-08-09

名古屋和合RC 会長 福田哲三

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「ウクライナの子どもたち」絵画・写真展 & 「ウクライナを知ろう」チャリティイベント

名古屋和合RCはウクライナ支援の一環として7月に日本ウクライナ文化協会と共同で2つのイベントを行いました。
まず、7月23日から30日まで「ウクライナの子どもたち」絵画・写真展を開催しました。あえて戦争には触れないテーマで現地から絵画や写真を集めました。ウクライナの子どもたちの本来の姿に触れていただきたかったからです。悲惨な現状の中で見せる子どもたちの無邪気な笑顔、しかしどこか不安そうな表情など、それぞれの写真には突然一変した環境の中で「生きる」という彼らの強さが感じられました。絵画からは、広々とした小麦畑やのどかな田園風景、美しい花、澄み切った青い空などを通して、子供の純粋な「ウクライナへの愛」が来場者の皆さんの心に伝わったと思います。
絵画・写真展に続いて7月31日に名古屋国際センター別棟ホールで「ウクライナを知ろう」というチャリティイベントを開催しました。2か月弱の短い準備期間でしたが、日本ウクライナ文化協会ならびに愛知県内約67名の避難民の皆さんの熱い思いと努力で盛りだくさんの内容となりました。避難民の皆さんはクッキーを焼いたり、ミサンガを作ったり、ワークショップで熱心に指導を行ったり、ダンスや歌を披露したりと大活躍でした。また、ザポリージャのロータリークラブの協力でオンラインで中継し、現地の高校生やロータリアンたちと互いにエールを送りました。また、ボランティアで参加いただいたウクライナ出身のオペラ歌手オクサーナさんの歌声に多くの避難民の皆さんが涙していたのが印象的でした。明るく振舞っていてもふるさとへの郷愁は強く、悲しみを押し殺して暮らしている避難民の皆さんの気持ちを思うと、「孤立させてはいけない」と改めて強く感じました。
当日ボランティアで参加した会員の皆さん、友情参加してくれたフィリピンのロヨラ・ハイツ衛星Eクラブの皆さん、今回のイベントのために1,000枚以上の絵はがきを送ってきてくれたウクライナの5つのロータリークラブの皆さん、本当にありがとうございました。
なお、収益金は日本ウクライナ文化協会を通してザポリージャの子どもたちの生活支援に充てられます。