クラブ事業報告

稲刈とビオトープ講演会 ~名古屋と岡﨑の小学校を繋いで~

開催日:2022-09-21

名古屋錦RC 奉仕プロジェクト委員長 石井 弘子

  • 稲刈とビオトープ講演会 ~名古屋と岡﨑の小学校を繋いで~

  • 稲刈とビオトープ講演会 ~名古屋と岡﨑の小学校を繋いで~

  • 稲刈とビオトープ講演会 ~名古屋と岡﨑の小学校を繋いで~

9月21日(水)、台風一過の抜けるような青空。名古屋市北区の川中小学校4年生35名と岡崎市の下山小学校全校生徒17名が下山小学校に集い「稲刈交流会(地区補助金事業)」を開催。名古屋錦ロータリークラブ会員8名を含む総勢95名が参加しました。
コロナのため一時は活動の危機に陥るも、「17年間も続けてきた活動をコロナ如きで頓挫させてなるものか」と関係者一同発憤し、インターネットを活用して直接会わずとも可能な活動を考案してしのぎ、今年5月の田植から通常活動を再開しました。相談を繰り返すなかで、両校の子供達、先生方、PTA、学習田の管理者で農作業の先生でもある地域のお年寄り達(暁会)、そして名古屋錦ロータリークラブのメンバーが本音で語るようになり、コロナ以前よりぐっと親しくなりました。思いもかけぬ大収穫です。
午前中に大人と子供、岡﨑と名古屋が入り乱れて稲刈を行い、午後はビオトープ再建の指導者である環境問題の専門家篠田陽作先生のお話を聞きました。
今年度の活動テーマ「稲作とビオトープから環境を学ぶ」のもと、目下、川中小学校では老朽化したビオトープの再建作業の真っ最中です。「ビオトープとは命を育むところ。学校で今作っているのはトンボのビオトープだけれど、他の虫にも動物にもビオトープはある。この社会はいわば人間のビオトープ。人をよりよく育むためには人間を理解し、環境を良くしなければならない」。大人にも聞き応えのある中身を子供にもわかりやすく解き明かし、あっという間のエキサイティングな50分間でした。ビオトープ再建に更に力が入ります。
次回は1月26日(木)の交流会。川中小学校での再会を誓って散会しました。奉仕プロジェクト委員長