小学生の防災教室支援
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開催日:2022-09-27
豊川宝飯RC 幹事 細井 勉
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2022年9月27日に、財団補助金を活用した“小学生の防災教室支援”事業を行いました。
豊川市に「災害対策本部機能の強化」「災害対応体制の強化」「地域防災力の強化」の3つを基本方針として「豊川市防災センター」整備され、令和2年4月1日に施設が誕生しました。
南海トラフ地震がこの地域にいつ発生しても良いと言われている中で、新しくできた防災センターを活用して、地元の小学生にも災害への備えの勉強をしてもらい、家に帰ってから家族で話し合う機会になるような取り組みをしようと実施しました。
豊川市教育委員会と豊川市危機管理課の協力を得て、豊川市立桜木小学校の4年生の生徒56名が防災センターに社会見学に来てくれることになりました。
台風14号、15号の発生で各地に被害が出た直後でもあったので、近くの河川が氾濫した時などのシミュレーションを豊川市の地図を確認しながら、自分の家はどこにあるかなど、児童たちも災害に対して身近な出来事であるという認識で、メモを取って真剣に防災教室に参加をしてくれました。
防災教室が終わってから、小学生の皆さんには非常食を1つずつ持って帰ってもらい試食をお願いしました。各家庭で防災に対する会話がされたことと思います。
また、災害が発生した場合に、各学校が避難所となることから、避難者の外国人とコミュニケーションのツールとして活用してもらうように、豊川市へ翻訳機を20台寄贈しました。
防災センターの中には、災害対策本部、災害活用センターの部屋が設置され、災害が発生した時に速やかに豊川市の災害対策が行えるようになっています。この部屋が実際に活用されないことを願っています。