クラブ事業報告

ボッチャで生涯学習

開催日:2022-10-22

瀬戸RC 社会奉仕委員長 高橋信郎

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    社会奉仕委員長 高橋信郎

今年度、瀬戸RCは地区補助金事業として、10月22日㈯と11月23日㈬に「学校卒業後の障がい者の多様な学習活動の普及・実現」を目指し、地域が障害理解を深め支え合えるように、瀬戸市立瀬戸特別支援学校(さくらんぼ学園)で盛んに行われているボッチャというスポーツ大会の開催、支援を行いました(11月23日は現時点では予定です)
ところで、皆さんは「ボッチャ」というスポーツ競技をご存じでしょうか?
ボッチャは障害のある人と健常者が同じルールで一緒に楽しむことができるスポーツです。瀬戸RCでは会員にボッチャの理解をしてもらうため、大会前の10月19日㈬例会を「ボッチャ例会」として、あいちボッチャ協会の会長をお招きし、勉強体験会を開催しました。(例会場内に簡易コートを作り体験会を行いました)
そして迎えた大会当日、会場となるさくらんぼ学園の体育館には、開始を今か今かと待っている競技者の熱気が溢れていました。私たちもチームで参加したのですが、事前勉強会が功を奏するはずが……、戦略の奥深さに圧倒され、あれよあれよという間に試合は終わってしまいました。予選を勝ち抜いたチームで優勝決定戦、3位決定戦を行ったのですが、それは本当に白熱した素晴らしい戦いでした。3位決定戦は勝敗がつかず、最後に代表者同士で順位を決める試合になりました。終了後は、体育館の中にいる人全員が心の底からの笑顔でお互いの健闘を称え合っていました。障害理解を深め支え合うためには、なくてはならないスポーツ「ボッチャ」を肌で感じ、これからも継続して協力していきたいと思うと同時に、障害のある人と健常者が同じコート内で、とびっきりの笑顔でいる姿に癒され、感動いたしました。
大会の終盤に、父兄の方から「ロータリーの方に協力いただいて本当に良かったです」とお言葉をいただき、競技に参加したことによる体の張りも疲れもすべて吹き飛びました。次回再会することを楽しみにして、この日の大会は終了となりました。