クラブ事業報告

タイ国山岳民族定住化支援活動

開催日:2023-01-26

豊橋RC 国際奉仕委員長 伊藤 健一

  • タイ国山岳民族定住化支援活動

    報告者 国際奉仕委員長 伊藤 健一

豊橋ロータリークラブ(以下豊橋RC)は1998年より、国際奉仕活動の1つの事業として、タイ国バンコクのベンシャシリロータリークラブ(以下ベンRC)と共同でタイ国チェンライ県ラックペンディング村周辺において、山岳民族定住化支援活動を継続して行っています。今年度は、まだまだコロナ禍でありながら3年ぶりに11月24日から28日の5日間、池田至会長始め9名で訪問いたしました。
 25日には、ベンRC例会に参加して山岳民族定住化支援金をベンRC会長パットン氏に渡すとともに、姉妹提携調印式も行ってきました。その後800㎞離れたタイ北部チェンライ県に国内線飛行機で移動しました。
 翌日26日、陸路を車で1時間かけラックペンディング村に入りました。村の小学校で行われた記念式典で地区補助金を活用して購入した熱風オーブン、真空包装機を設置し使い方を指導いたしました。同時にベンRC特別会員プラティープ博士のNPO法人に豊橋RCの有志の会員から集めたタイ国教育支援金(子供達に少しでも良い教育を受けるために)を選ばれた子供達60人に一人ずつ手渡してきました。子供達に支援品、支援金を渡している時の顔は緊張の中でも微笑みと喜びが溢れていて感動いたしました。
 事業開始から24年が経ち山々は綠が回復し、水源も確保され、山岳民族の定住化は実現されています。しかしタイ国は大変貧富の差が激しくまだまだ援助が必要だと感じました。
 今回の渡航はコロナ禍、海外に出かけるにあたり難航を極めましたが、豊橋RCの皆様、
そして同行してくれた会員のご協力で無事完結でき感謝です。