委員会報告

危機管理セミナー報告

開催日:2022-09-08

危機管理委員会 委員長 寺本善雄

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本年度の危機管理セミナーを、9月8日(木)にZoomによるリモートで開催しました。参加登録者数116名と、大変多くの会員に参加していただきました。
ロータリーの危機管理の原点は「セクハラ」からいかに青少年を守るかということです。
今年度はテーマを「ハラスメントをどう防ぐか」とし、地区危機管理委員会外部委員の木下薫先生(心のケア)にハラスメントに関する講話をしていただきました。その後7つのグループに分かれて討論、各グループに討論内容の発表、木下先生から講評していただきました。
木下先生には「ハラスメントをどう防ぐか」について、「傍観者の介入でハラスメントを未然にふせぐ」ことの重要性、そしてハラスメントを防ぐ原則①「性別による固定的役割意識で人を決めつけない」、②「やってはいけない身体の接触を避ける」、③「自分も『多様な性』のひとりであることを知る」について、具体例を交え大変分かり易くお話していただきました。
その後のグループ討論では、先生から8つのシチュエーションの課題が出され、各グループは与えられた優先課題について「リスクはどこにあるか」「なぜリスクなのか」「どうやってリスクを防ぐか」の3つの視点から取り組みました。討論終了後、各グループの代表者から討論内容を発表し、その都度講師の木下先生から発表内容また疑問点についてコメントをいただきました。
「普段は意識しない行動がハラスメントになっている」「その人の外観で判断している」「お酒を飲んでのお互いの合意はなく、身体接触は避ける」などの様々な意見が出てハラスメントに対する認識を深めました。
 最後に木下先生から「今日学んだことをこれからの実践で生かしていただいて、安心、安全なロータリー活動を続けてください」との言葉をいただき、締めくくりました。