稲刈・食育・生涯教育 ~名古屋と岡﨑の小学校を繋いで~
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開催日:2023-09-12
名古屋錦RC 石井 弘子
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9月12日(火)、名古屋市北区の川中小学校4年生36名と岡崎市の下山小学校全校生徒17名が下山小学校に集い「稲刈交流会」を開催。名古屋錦ロータリークラブ10名を含む総勢110名が参加しました。
クラブ創立10周年記念奉仕事業として田植のサポートをしてから18年。両校の子供達、歴代の先生方、PTAの皆様、学習田の管理を一手に引き受けてくださっている地元の皆様ともすっかり親しくなりました。「また会えたね!」「お変わりないですね!」さまざまな言葉が飛び交い、春の田植では少々緊張していた子供達ももうすっかり良い友達です。時々雨の降るあいにくの天気でコンバインが使えず、刈り取った稲を乾燥させるための昔ながらの「稲架掛け(はさかけ)」作業を行いました。本格的な稲架掛けは、今や珍しく、子供にも大人にも得がたい体験です。
手足の泥をホースの水で洗い流し、一緒にお弁当を食べた後は、体育館に集まり、乗本顕章社会奉仕・環境保全委員長と私とで、ロータリークラブとはどんな団体なのか、名古屋錦ロータリークラブはどんな活動をしているかについてお話ししました。予想以上に子供達の反応が真剣で、ポリオデイにちなんでポリオ根絶活動のお話をしたときには、目を丸くして、真剣に聞き入ってくれました。子供達は、自分たちが赤ちゃんの時ポリオワクチンの経口投与を受けていることを知らなかったのですが、話を聞いているうちに、ポリオがもう終わった問題ではないこと、自分たちが大きくなってからも、ポリオを含むさまざまな病気と闘って、世界をもっと良いところに変えてゆかなければならないことを鮮やかに感じ取ってくれました。ロータリーについて語るのは、難しくもあり、照れて黙ってしまうことも多いもの。でも黙っていてはわかってもらえません。ここに将来のロータリアン候補がたくさんいる、と信じて、ロータリーのこと、クラブのことを話し続けます。