クラブ事業報告

江南こども食堂@キッチンカー&ワークショップ

開催日:2023-08-23

江南RC 社会奉仕委員長 猪子 明

  • 江南こども食堂@キッチンカー&ワークショップ

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    社会奉仕委員長 猪子 明

 江南ロータリークラブは、「江南こども食堂@キッチンカー&ワークショップ」を8月23日(水)に開催致しました。キッチンカーにて作られた「カレーピラフ」や「とりめし」を提供し、かき氷屋さんのかき氷をふるまい、木製おもちゃ「ソーマキューブ」づくり講座を開き、市内の小学生約60人の児童とその保護者が参加しました。
ソーマキューブとは、27個の木製ブロックから複数のブロックを接着剤で張り付けて7つの立体ピースを作り、その7つを積み上げたりして立体パズル作るもので、カラーペンで自由に着色することでオリジナルなおもちゃが完成します。参加した児童からは「いろいろな形が作れるのが楽しい。」「色塗りが楽しい。立方体に組み立てたい。」、また保護者からは、「一人でいろいろできるようになってきたと思います。」と子供の作業を見守っていただきました。
この事業は、会場の広さから3回に分けて60人の小学生を江南市内全域から電話にて、先着順申し込み受付をさせていただきましたが、受付当日は、フライングの電話から始まり、60人の枠は1~2時間で埋まり、午後まで電話が鳴りっぱなしで、お断りが大変だったと聞いております。
 キッチンカーでのこども食堂は、調理場がない施設でも開催できる、つまり場所を選ばないのが特徴です。現に今回の開催場所であるDIY PARK GRADENING STUDIOは、参加いただいた小学生にとって、学校や家庭では体感できない特別な空間であり、夏休みの楽しい思い出の1ページとなると考えますと、キッチンカーは必要不可欠でありました。このキッチンカーは、江南市社会福祉協議会が、夏休み期間限定でレンタルされ、江南市内小学校学区内を小学生が徒歩でも集まれるようにと6か所に分け、それぞれの公共施設にて、日を分けてこども食堂を開催しました。江南ロータリークラブは、こども食堂にて使われる精米100kgを寄贈させていただきました。そして、8/23当日は、そのキッチンカーで作られた食べ物を提供していただきました。
 当日、参加したロータリアンは、子供たちへのおもちゃ作りの後方からのアドバイスや見守り、とのめし・カレーピラフやかき氷を子供たちの笑顔を見つめての提供をさせていただきました。
 江南市社会福祉協議会との協力のもと、「こども食堂」事業が開催できたことの意義は、大変大きかったと思います。今後も奉仕の理念を奨励し、これを育んでまいります。