河原でアート
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開催日:2023-11-04
瀬戸北RC 社会奉仕委員長 堀 耕作
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去る2023年11月4日土曜日、地区補助金を活用し瀬戸川河川敷清掃及び塗装事業『河原でアート』を行いました。
瀬戸市を流れる瀬戸川の河川敷にあるコンクリート製のベンチや遊具が風雨に晒され損傷が激しく、当初塗られていた塗装も剝がれて美観が損なわれていた為、当該箇所を通行及び利用する地域住民や子供達の安全性の向上、環境美化啓発の契機となるべく事業化しました。
事業化にあたり、瀬戸市及び瀬戸市社会福祉協議会に後援をいただき、まず瀬戸市の方に、割れや欠けなどの補修及び洗浄を行っていただきました。
その後、付近にある瀬戸市立效範小学校の6年生児童が継続的に瀬戸川について学習をしており、川に対して思い入れがあるとの事で声がけをして参加者を募りました。
至近にある瀬戸市社会福祉協議会よりテント、机・椅子などを借用し、設営した秋晴れの会場にて開式後、児童と保護者、小学校教員を含む参加者と、瀬戸北ロータリークラブメンバー60名で会場付近の清掃をし、塗装業者によるカラフルな下地塗りをしたベンチや遊具に、水性ペンキと刷毛・筆などにて参加者とクラブメンバー各々で自由に絵を描きました。大人顔負けの絵を描く子供がいたり、普段接しているロータリーメンバーの意外な絵心に気づいたりと、非常に楽しい時間となりました。
その後、瀬戸川の浚渫工事の際に発生し、会員により拾い集めておいた石ころにも絵を描いてもらいました。
子供たちの『もっと書きたい!』との言葉に心苦しさを感じながらも予定時間となり、閉式としました。参加した子供たちの心に刻まれる思い出となったかと存じます。
当日は中日新聞社、地元地域新聞社などに取材にも来ていただき、翌日には中日新聞にも事業の様子を掲載していただきました。
この事業がロータリーの公共イメージの向上となり、地域住民の地域環境への美意識、クラブ会員の模範意識をそれぞれ高く維持するきっかけとなるよう願いましてご報告とさせていただきます。