委員会報告

女性の集いPART1

開催日:2023-10-24

会員増強委員会 石井弘子

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    報告者:石井弘子

 10月24日(火)11時~14時30分、名鉄グランドホテルにて、「ロータリー女性の集いPARTⅠ」を開催しました。昨年度地区会員増強委員会による継続事業として発足し、対面とZOOMの2回開催したこの事業も今回が3回目です。91名が集い、男性  56名、女性35名。会員のお友達や元交換留学生も参加し、2度目、3度目のリピーターも増え、暖かく賑やかな集まりになりました。ロータリーをまだ経験したことのない方にもロータリーの雰囲気を味わっていただきたい、と進行は例会仕立て。会長役は伊藤靖祐パストガバナー。司会は竹内淑江副委員長、ソングリーダーは菊地富士子委員、出席報告は中島美恵委員。女性委員総出で表方を担当しました。
 メイン卓話者としてお招きしたのは、米山記念奨学会事務局長の柚木裕子(ゆのき ひろこ)さん。気取りの全くないにこやかな方ですが、語るや全身から知識と熱意がほとばしります。鎌倉にお住まいですが、江南ご出身で、名古屋の大学に通い、財団奨学生として江南ロータリークラブに配属されるなど、2760地区に深い関わりをお持ちです。その後ロータリー第2780地区の事務局員を経て、財団奨学生による日本で初めてのロータリークラブである「かながわ湘南ロータリークラブ」の設立に尽力され、その創立会員。ロータリアンとして交換留学制度にも深く関わり、ロータリーの奨学事業全てを網羅して活躍なさるに至る半生を語ってくださいました。クラブ立ち上げの際には、企業家ではない方たちが集まってロータリークラブを作ることについて、ロータリアンの先輩諸氏の理解が得られずに悔しい思いをしたけれども、今では財団奨学生によるクラブもあちこちにでき、理解が進んできた、とのことで、今の女性会員の状況に重ね合わせて心強いものがありました。「ロータリーの世界を一回り大きな視野で捉えてのお話だったので、これまでにない見方でロータリーを考えることができた」との感想が多数よせられています。続いて私が当地区所属の会員の立場でお話ししました。15年前の入会時、奉仕活動に疑問を持ち、例会には専ら飲み仲間を探しに来ていた「不良ロータリアン」が、ロータリークラブの政治や宗教に偏らない奉仕のあり方に触れ、人の成長を長い目で暖かく見守ってくれる懐の深さを知って、奉仕活動嫌いを返上。その経験が東日本大震災被災地支援をはじめとする私の各種奉仕活動の原動力になっているとお話ししました。ロータリーって、人を根本から変えることができるすごい団体です。この気づきが会員増強委員長として、「ロータリーに入りませんか?」と呼びかける気力に繋がっています。
 卓話の後は、昼食会。神野重行パストガバナーのご挨拶、吉川公章ガバナーエレクトの乾杯のご発声で、美味しいフレンチのフルコースと和気藹々とした語らいを楽しみました。
ぽつんと寂しくお食事をする方が1人も出ないように、と座席の配置を考え、テーブルの話題まで考えて臨みましたが、そんな準備はいらないくらい、会場には明るい雰囲気が溢れていてとても嬉しかったです。閉会のご挨拶は、木所壮太副委員長と長尾秀義副委員長。集いの裏方として女性委員を支えてくれた心優しい男性委員を代表しての暖かなご挨拶で集いを終了しました。次回「ロータリー女性の集いPARTⅡ」は来年2月13日(火)19時~21時、ZOOMで開催です。皆様ふるってご参加を!