ポリオ撲滅活動
ポリオ(急性灰白髄炎)は非常に感染性の高い病気であり、特に感染しやすいのは5歳未満の子どもです。日本では一般に「小児まひ」と呼ばれることもあります。
ポリオウイルスは人から人へ感染し、最も多いのは汚染水を通じた感染です。神経系を侵すこともあり、これによって身体のまひを引き起こす可能性があります。治療法はありませんが、安全なワクチンで予防が可能です。ロータリーとそのパートナー団体は、これまで世界中25億人以上の子どもにワクチンを投与する活動を行ってきました。
医療専門家チームの海外派遣
職業研修チーム委員会では昨年度まで6 年続けて医療専門家チームを海外に派遣して実務研修を行ってきました。
フィリピンでは世界で初めて現地政府から正式に臨時医師免許を取得して実際にオペを行っての指導、マレーシアとインドネシアでは複数の医療施設できめ細かい実務的な技術指導を行いました。
きれいな水などの人道支援
地区イベントWFF(ワールドフードふれ愛フェスタ)の収益金で建設した簡易水道施設は、毎日315世帯に貴重な水を送り続けています。また、小学校校庭には農園が併設されて野菜・果物が栽培されており、毎朝、児童が交代で水遣りを行うなど農業学習プログラムとなっています。
他にも、井戸、トイレ、貯水タンク棟の建設など、2760地区内のロータリークラブがいろいろな奉仕活動に関わっています。
教育支援活動
ロータリーでは、世界の子供たちの識字率の向上を目指しています。学校建設、図書・制服・文房具等の寄贈など多くの支援活動を行っています。
当2760地区および地区内ロータリークラブにおいても、学校建設、図書・タブレット・制服・文房具などの寄贈で、学習環境整備を行っています。
災害復興活動
国外の自信等の災害においても、世界中にある現地のロータリークラブと連携を行い、災害復興の支援活動を行っています。