ガバナー月信

Rotary Moment vol.10

2020.04.01

会場

江南藤まつり

尾張の名刹曼陀羅寺の隣、藤の名所「曼陀羅寺公園」で毎年4月下旬から5月上旬にかけて藤まつりが開催されます。たくさんの藤が咲き誇る中、各種イベントが開催され、観光客の目を楽しませます。

ラグビーボール

布袋の大仏と桜

名古屋鉄道犬山線に乗ると”布袋~江南”の車窓から大仏が目に飛び込んできます。
高さが奈良の大仏より2m程大きく、18mあります。周辺には桜が植樹され、満開の時期はライトアップされます

近藤@江南RC 地区副幹事 西尾張分区担当

GOVERNOR'S MOMENT

新型コロナウイルス感染拡大とロータリー・コネクトを考える

 新型コロナウイルス(COVID-19)による感染拡大の脅威が続いていることを受け、当2760地区行事を中止または延期を致しました。出席者や関係者の皆さまの健康を守るために必要な決定です。岡部ガバナーエレクトが企画するPETSと地区研修・協議会は別として、いずれ大変なことになると感じて早い決断が必要であると考え、2月23日に天皇陛下誕生日一般参賀が中止されたことを重視し、2月中に3月のRYLAセミナー等の地区行事と全国ローターアクト研修会を中止と決断しました。青少年交換留学生インバウンド・アウトバウンドともに母国への帰国も熟慮しています。また、2月28日付けで地区アプリとDCSでの地区内クラブへクラブ例会の中止に関する考え方を標準クラブ定款との適合性を示し例会中止の方向性をお知らせ致しました。日本の株式市場も2月25日からチャート上の窓を開けて急落しました。これはまさに社会・経済への警告であり、ロータリーとしてもいち早く活動自粛の判断をする必要に迫られた次第です。そして3月19日には、2020年6月6~10日に開催予定だったロータリー国際大会が中止となりました。それに伴い、ホノルルでのガバナーナイトおよびゴルフ大会も中止いたしました。西・東名古屋分区IMが中止になり地区内のクラブが分断されたのみならず、例会にも出席できずロータリアンも分断され、まさしく、国際ロータリーが分断されました。 この新型コロナウイルス禍によって、今世界は分断されつつあります。人は出張にも旅行にも留学にも行けない。入国にも規制がかけられる。外国製品は注文しても届かない。新型コロナウイルスで世界の分断が顕著になっていますが、実は2016年から世界は分断が始まっていました。英国が欧州連合から離脱を決めたブレグジットとアメリカ・ファーストを掲げるトランプ氏が大統領選を制した年です。各国が内向きになり自国ファーストの姿勢が目立ちました。そこで、マーク・マローニーRI会長は、「世界がかつてないほど分断されている今日、私たち全員をつなぐのはロータリーです。(中略)比類のない基盤を有するロータリーを通じて私たちは、人類の素晴らしい多様性とつながり、共通の目的を追求しながら末永く深い絆をつくり出します。」(2019年国際協議会テーマ講演より)と説いています。

新型コロナウイルス危機は入国制限や禁止で世界の分断を加速させていますが、焦点は強制的な分断が解ける“コロナ後”であると私は思います。ロータリアンは集まりたくても集まれない、ロータリークラブが奉仕活動をしたくてもできない。この今こそロータリーのつながり(CONNECT)の重要性を再認識し、コロナ後の行動につなげようではありませんか。世界の分断に繁栄は生まれません。ロータリーは偉大です。ロータリーが率先して分断を断ち切るつながりを実践するべきだと考えますが、いかがでしょうか。

「新型コロナウイルス対応のための補助金使用について」

世界でパンデミックを引き起こしている新型コロナウイルスへの対応を支援し、その影響を受けている人びとを助けたいとの主旨で、地区補助金を活用することに致しました。 クラブは地区補助金を活用して、地元の医療従事者に寄贈する物資(体温計、医療用防護、空気清浄機、その他の物資)の購入といった地元の活動を支援できます。地区はさらに、未完了の地区補助金からの臨時費を利用したり、以前に計画していた活動を新型コロナウイルス対応のためにも使うこともできますので、各クラブで検討ください。早急に詳細をご案内させていただきます。

国際ロータリー第2760 地区
2019-20 年度ガバナー
江南ロータリークラブ所属  伊藤 靖祐

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