20-21 ガバナー月信

表紙のお話

変わりゆく知立駅周辺

知立駅は名鉄本線と三河線の結節点であり、現在この2線を高架化する大掛かりな工事が進められています（令和5年完成予定）。
さらに、駅周辺の市街地再開発事業により魅力あるまちづくりの実現を目指しています。

写真提供：知立ロータリークラブ

Governor’s Message

２月は平和構築と紛争予防月間です。

　皆さん、こんにちは！ガバナーのです。名古屋北ロータリークラブの所属です。
　新年が明けて、新型コロナが冬の寒く乾いた天候のためか急速に猛威を奮いだし、２７６０地区も緊急事態宣言対象地域になってしまいました。例会開催の判断など会長・幹事さんのご苦労いかばかりかとお察しします。私は年始に神社にお参りし、久しぶりに「おみくじ」を引いたところ「大吉」が出たので気分よくスタートしましたが、新会員研修、ＲＬＩが延期になりスケジュール変更に追われることになりました。任期もあと５か月ありますが、どこかで「大吉」効果が出てくれればと思っています。
　さて、昨年１２月中旬に公式訪問も終了しましたが、感じたことはやはりリーダーシップの重要性です。新型コロナ禍でも多くの会長さんがリーダーシップを持ってクラブ運営に臨み、クラブの活性化に努めてみえますが、休会を多くしている会長さんもみえます。
　ＲＩもＺｏｏｍやＹｏｕＴｕｂｅなどの活用を推奨していますので、そうした努力をしているクラブとそうでないクラブではグッと差がついてくるかと思います。会員は例会に参加する権利があります。やはりロータリーはクラブが中心ですし、地区研修・協議会付録ビデオの鈴木一作ＲＩ研修リーダーのお話にもありますように例会運営ということが最も大切なことですので、あと５か月ですが、ＷＥＢ例会、Ｚｏｏｍ例会などで会員相互のつながり、絆をしっかりフォローしていただきたいとお願いする次第です。
　また、昨年から準備してきた「２７６０地区テレビジョン」が１月８日（金）からいよいよ始まりました。
　６月までの半年間、第一金曜日を中心に午後２時半から３時半まで生放送で行われます。
　以前でしたら、テレビ局や官公庁、大企業などでなければできなかったことがＩＴ技術の発達により可能になりました。「ユーチューバ―」はすでに有名ですが、これはＦａｃｅｂｏｏｋとＹｏｕＴｕｂｅの同時配信で行い、後にＹｏｕＴｕｂｅで再視聴することも出来ます。ＹｏｕＴｕｂｅ内で「２７６０地区テレビジョン」で検索できますので、第１回をお見逃しの方は是非ご覧ください。ちなみに、第一回は私の新年挨拶、名古屋名東ロータリークラブ藤野直子さんによる「子ども食堂」プロジェクトの展開、磯貝一己・地区大会実行委員長（知立ＲＣ）による地区大会ＰＲがコンテンツとして取り上げられました。次回は２月５日（金）です。お楽しみに。
　ところで１月に重点項目である会員増強に朗報がありました。澤田文雄委員長以下、会員増強委員会全員で取り組んでもらっていた「衛星クラブ」が１月５日付けでＲＩから認可されました「名古屋東山ロータリークラブ」さん設立の「名古屋東山新ロータリー衛星クラブ」です。吉川会長，太田幹事が熱意をもって取り組み実現に漕ぎ着けました。８人で結成できるクラブですが、１０人以上集められたということで、これは名古屋東山ＲＣ及び地区の会員数にそのまま加算されます。おめでとうございます。会員増強の有力ツールですので、各クラブも会員増強に是非ご活用ください。
　さて、２月は平和構築と紛争予防月間です。２０１４年１０月ＲＩ理事会は、重点分野である「平和構築と紛争予防月間」である２月を、紛争予防と仲裁に関する、若者（将来にリーダーとなることが望まれる人）を対象にした研修の実施、紛争地域における平和構築の支援、平和と紛争予防／紛争解決に関連した仕事に従事することを目指す専門職業人のための奨学金支援を強調する月間としました。
この面では財団による財団フェローシップがあります。
２００２年に、ロータリー平和センタープログラムが始まりました。最初は世界で７つの著名大学にある６か所のロータリー平和センターで「平和フェロー」と呼ばれるプログラム参加者が平和と紛争解決分野の研究に打ち込み実地研修を通じて実践的スキルを磨くという、平和に直結するプログラムとして始まりました。大学は英国・ブラッドフオード大学、米国デユーク大学＆ノースカロライナ大学チャペルヒル校、日本・国際基督教大学、オーストラリア・クイーンズランド大学、スウェーデン・ウプサラ大学。タイ・チュラローンコン大学など世界の著名大学ですが、さらに２０１９年１２月に当２７６０地区の伊藤ガバナー年度に「２７６０ＨＯＳＨＩＺＡＫＩ」という冠名基金でアフリカ・ウガンダのマケレレ大学に７番目の「平和センター」を設立しました。地区グローバル補助金と地区内１法人から各２５万ドルを拠出して設立されました。
　現在まで当２７６０地区からは５名のロータリー平和フェローを輩出していますが、近い将来に、財団平和フェローシップでマケレレ大学にも留学生を送ることが出きれば良いですね。
　また、２月２３日はロータリークラブの創始者ポール・ハリスが、友人３人と最初に会合を持った日であり、この２月２３日を祝う創立記念日は「世界理解と平和の日」として順守されています。この日は改めて国際理解、友情、平和への活動に目を向け向ける日です。是非クラブ例会などでもご紹介ください。