20-21 ガバナー月信

Vol.4

2020.10.01

表紙

表紙のお話

三菱航空機 スペースジェット

三菱航空機のスペースジェットは2019年にそれまでの名称であるMRJ(三菱リージョナルジェット)より名称変更されました。
名古屋空港ロータリークラブの本拠地である県営名古屋空港から、今後活躍の場が広がるリージョナルジェットとして世界に飛び立つ日が楽しみです。

Governor’s Message

情報共有して「TOGETHER!」で行いましょう。

 皆さんこんにちは!ガバナーの岡部governor名前です。
 毎日のようにガバナー公式訪問で地区内クラブを訪問していますが、この新型コロナ禍にあって、何とか例会をしようと創意工夫をしているクラブがある一方で、活動を抑えてしまっているクラブなど様々なクラブがあります。しかし、地区内クラブは情熱を持ってこの「変化の時代」に「適応」するべく素晴らしい努力をされています。中には、これこそ「ニューノーマル」時代の運営かと思わせるクラブもあります。それも70周年を迎える歴史と伝統あるクラブですから驚きです。若手会員の活動を、しっかりベテラン会員が支援されている姿に感銘を受けました。ホスピタリティも素晴らしく、私もこうした事例に大いにインスパイアされ、他のクラブにもこうした事例を伝えてインスパイアしなければという義務感さえ生まれてきます。創意工夫を是非皆さん情報共有して「TOGETHER!」で行いましょう。公式訪問では、会長・幹事、クラブの皆さんに最新の情報をお届けできるように心がけています。ガバナー補佐の皆さんがしっかりサポートしてくれていますので新型コロナ禍という障壁はあるもののスムーズに進行しています。
 地区現況は、WFFの中止があり、青少年奉仕や国際奉仕が停滞していますが、各委員会は継続開催しており、準備に余念なくこの新型コロナ禍における活動を模索しながら、2021年に様々な企画を立案し実施するべく活動しています。すでに、8月22日(土)には地区新企画ローターアクターとロータリアンとの共同事業コンペ、RAC-1(ラックワン、漫才のM-1に似せた演出で、2クラブがZoom参加、YouTube同時配信もありました)が実施され、9つのローターアクトからそれぞれ素晴らしいプロジェクト提案があり、最優秀賞は名古屋中央ローターアクトクラブ(RAC)が獲得しました。国土交通省と掛け合って、国道側道の植樹緑化事業を提案、提唱クラブとともに事業に臨むことになります。10月10日(土)に現地で植樹を行い、地区公共イメージ向上委員会の協力でマスコミにも発信いたします。
 9月4日(金)には、今年度初の試みとなる「クラブ活性化セミナー」も行われました。短縮2時間で財団、会員増強、公共イメージ向上セミナーを実施。3つの委員会は互いに関連するので、相乗効果を期待します。さらに10月24日(土)の世界ポリオデーは委員会で企画進行中ですが、遂に今年の8月25日にアフリカの根絶宣言が出され、あとはアフガニスタン、パキスタン2か国のみになりました。最後のポリオ根絶に是非ご協力ください。
 また、この時期を反映してクラブ委員長会議もZoom会議で行うものが出ます。今後はマニュアルなど工夫して円滑な運営体制が出来ればと、地区でもクラブや委員会向けに「Zoom研修セミナー」を開催しています。そして地区大会も来年3月14日(日)には常滑・セントレアの愛知県国際展示場において、ハイブリッド(来場でも、できなくても実施できる)地区大会を知立ロータリークラブの皆さんが企画実施に奮闘努力しています。お楽しみに。こうした、大型イベントの少ない新型コロナの時だからこそ「皆で集まろうTOGETHER!」ということで各クラブ全員登録が目標です。すでに多くのクラブからご快諾をいただいています。ちなみに、ガバナーはクラブの地区大会参加を推進する義務があり、他地区では全員登録が当たり前というところもあります。
 続いて、来年3月のRYLAセミナーは「ピンチかチャンスかリーダーシップ」を題目にしておりますが、これもハイブリッドで進めており、委員会が新型コロナ禍の中でも実施できるように企画推進しています。
 その他、地区補助金(DDF)活用の66件のプロジェクトは、各クラブにおいて続々と実施され、中部経済新聞や地元紙の紙面、テレビ画面などを飾っています。地区ホームページも賑わせることと思います。
 さて、今月は「経済と地域社会の発展月間」及び「米山月間」です。前者は2014年10月RI理事会が取り決めたもので、貧困地域での奉仕ですが、2017年には当地区のラオス国際奉仕で、貧村にマンゴーの植樹をして、子供たちがその実を食べて栄養をつけ、また販売することにより生活費の足しにするというプロジェクトがありました。現地区国際奉仕委員会の鈴村委員長の企画でしたが、田中PDGも御出席いただきよい奉仕だったと思います。また、今年度は国内の貧困にも目を向け、すでにあいち子ども食堂ネットワークRCC(Rotary Community Corps:ロータリー地域社会共同体)が推進している「子ども食堂」への支援を強化します。地区補助金(DDF)を活用して岡崎東ロータリークラブも「広げよう、子ども食堂の輪」イベントを10月10日(土)にRACやインターアクトクラブ(IAC)もいれて行います。地域を跨いだ情報交換をしてこれも相乗効果が出るとよいと思います。
 また、後者の米山月間ですが、米山奨学基金は日本独自の世界に誇れる素晴らしい奨学事業です。この月間に地区米山記念奨学委員会の委員さんや奨学生が、クラブに事業紹介に伺います。米山事業は、「世界を結ぶ懸け橋となる人材を育成し、平和と国際理解を推進します」。是非、寄付とともに世話クラブやカウンセラーの労をとっていただき、世界の平和に直結する事業に貢献いただければと思います。
 2020-21年度ホルガ―・クナークRI会長は、「時間は私たちのためにスローダウンしてくれません」「奉仕の行いは、その大小にかかわらず、助けを必要とする人たちのための機会を生み出すものであると信じています」「また、どんな奉仕の行いも、インスピレーションを与えることで私たちを変える力を持っていることを知っています。」と述べられました。皆で、TOGETHER!「機会の扉」を開きましょう。ご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。

国際ロータリー第2760 地区
2020-21 年度ガバナー
名古屋北ロータリークラブ所属  岡部governor名前