20-21 ガバナー月信

Vol.2

2020.08.01

表紙

表紙のお話

半田赤レンガ建物

1898年基本設計をドイツのゲルマニア機械製作所、実施設計を妻木頼黄が手掛けた丸三麦酒のビール工場であった。第二次世界大戦中の1994年9月に中島飛行機製作所の衣糧倉庫となり、戦後は1948年7月に設立された日本食品化工のコーンスタ―チ製造工場の一部として1950年3月より使用されたが1994年9月に操業を終え1996年3月に同社が半田市に土地と建物(赤レンガ倉庫)を譲渡した。
半田空襲の際にP-51戦闘機から受けた機銃掃射の傷跡が現在でも壁面に残っている。2004年7月、国の登録有形文化財に登録され、2009年2月には経済産業省により近代産業遺産の認定を受けた。

Governor’s Message

地区各委員会の第1回委員会に臨んでいます。

 皆さんこんにちは。7月新年度が始まって以来、毎日のように地区各委員会の第1回委員会に臨んでいます。当地区の委員長さん、委員の皆さんは大変熱心な方が多く、この新型コロナ禍の中でも着々と準備、実施を進めていただいています。
 中でも、印象に残ったのが、財団のグローバル奨学生・平和フェロー委員会です。私も昨年審査委員になって選考に当たり初めて知りましたが、世界平和のために留学生への支援をしている素晴らしい委員会です。昨年、伊藤年度には冠名基金を使って名古屋名東ロータリークラブ、ホシザキ(株)の坂本会長と財団資金でアフリカ・ウガンダ共和国にマケレレ大学平和センターを設立しています。今回はグローバル奨学生2名でしたが、是非、このマケレレ大学に近いうちに世界平和に直結する平和フェローを当地区から送り出すことを願って止みません。よろしくお願いいたします。
 また、6月6日(土)に行われました、初めてのYouTube映像配信による地区研修・協議会には2015回もの視聴回数をいただきました。2760地区の皆さんのロータリーに対する真摯さを見た思いがしました。感謝いたします。創始者ポール・ハリスは変化の時代に「時には革命的になるべし」と語っています。ITツールもどんどん開発されています。RIの推奨ツールがZoomになっていますので、地区として近日中にZoom研修会を実施いたします。
 さて、8月は会員増強・新クラブ結成推進月間です。当年度、地区では新クラブ結成に「衛星クラブ」の活用を推奨しています。台湾では新クラブといえば、「衛星クラブ」だそうです。
 2013年に導入されたシステムで、8人で結成でき、通常のロータリークラブとは異なった環境下で社会奉仕できるチャンスを得ることが出来ます。ご相談は会員増強委員会、拡大委員会にお問い合わせください。会員増強については、前年度はあと70人、1クラブ1人で5000人達成というところまで好調に推移しましたが、新型コロナ禍の影響をまともに受け、最終は年度初めから71人減少で終わってしまいました。まだまだ逆風は続くと思いますが、会員増強委員会の皆さんと地道に努力を続けてまいります。
 ところで、地区研修・協議会のDVDがそろそろ各クラブに届くころでは?と思います。その中にある2800地区・寒河江ロータリークラブの鈴木一作RI研修リーダー講演ビデオ「これからのロータリーとクラブ運営」を是非もう一度ご覧ください。40分弱のビデオですが、クラブ運営について非常にわかりやすくかつ実践的な内容が詰まっています。クラブ卓話で使われるのも良いでしょう。やはり「ロータリークラブに入ってよかった。ずっと続けてよかった」と思えることが会員にとって最も大切で、会員増強にもつながります。併せて、クラブ戦略計画委員会、クラブ研修委員会はその重要なツールです。
 さて、今年度ホルガ―・クナークRI会長は。「ロータリーは機会の扉を開く」を提唱され、3つの扉、特にローターアクトを重点として奉仕プロジェクトを行うことにより、クラブの活性化、会員増強の推進、公共イメージ向上などを目指しています。現状はWFF、青少年奉仕関連事業の中止などで停滞気味ではありますが、ご存知のように、通常の地区補助金関連だけで52件、新型コロナ案件で14件の合計66件もの奉仕プロジェクトが実施予定ですし、ローターアクトとロータリアンのファンドレイジングによる共同事業が数件、8月下旬のコンペを待っています。クラブ会長、幹事の皆さんにはPETS、地区研修・協議会でもお伝えしました。是非、応援をよろしくお願いいたします。
 その他、クラブ独自の奉仕プロジエクトを実施のところも数多くあるかと思います。そうした「世界で何かよいことをしよう!」に関しましては、地区公共イメージ向上委員会にその内容を伝えていただき、他クラブへのインスピレーションとしていただければと思います。
 ところで、新型コロナ禍で忘れがちですが、今年は日本のロータリー100周年であり、11月24日には、東京で34地区の「100周年の鐘」が一堂に会してお祝いをします。既存の記念バッヂに加え、記念切手も発行されますので、是非各クラブの皆さんも記念品としてご購入下さい。レアアイテムです。
 最後になりました。いよいよロータリーの重要行事、ガバナー補佐訪問、ガバナー公式訪問が始まります。RIテーマ、地区方針、地区ビジョン、行動指針などについて皆様にお伝えするべくガバナー補佐、地区スタッフとともに、皆さんとお会いできる日を楽しみにしております。ガバナー公式訪問では、ホルガ―・クナークRI会長からの書簡および日本のロータリアンに向けたメッセージビデオも預かっておりますので、その場でご披露したいと思います。

国際ロータリー第2760 地区
2020-21 年度ガバナー
名古屋北ロータリークラブ所属  岡部governor名前