市へ翻訳機5台寄贈
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開催日:2020-09-16
春日井RC
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春日井RC 日本語教育支援に
春日井ロータリークラブ(RC、和田了司会長)はこのほど、春日井市に学習機能付き多言語翻訳機「ポケトークS」5台(13万5千円相当)を寄贈した。日本語教育が必要な児童、生徒への支援が目的。
同RCは「地域及び人々の有意義なコトが断絶しないよう、行政ができない部分の奉仕活動をしよう」を理念に、さまざまな活動を行っている。2018年には、外国人と暮らしやすい地域づくりを目指すイベント「かすがい多文化共生フェスティバル」を開催するなど、「多文化共生社会」を推進する活動を行っている。
今回は、外国人の子どもたちに活用してもらおうと、市民活動支援拠点「ささえ愛センター」の仲介で、市教育委員会に翻訳機を贈ることにした。
和田会長ら同RCの関係者が春日井市役所を訪れ、水田博和教育長に目録を手渡した。和田会長は「春日井市にも外国人の方が増えている。指導する先生方の負担が少しでも減るよう、翻訳機を役立ててほしい」と話した。
水田教育長は「市内で日本語教育が必要な小中学生は100人くらいと把握している。保護者も日本語が不自由な場合が多く、懇談会などで活用できるのはありがたい」と謝辞を述べた。
市では寄贈された翻訳機を教育委員会の窓口や学校で活用していく。