|
世界ローターアクト週間によせて |
ローターアクトは、年齢が18歳から30歳までの青少年男女によって構成され、指導力と責任ある青少年を育成して、各自の職業における高い道徳水準の奨励と、国際理解と平和の推進を目的としています。正式に認証されたローターアクトクラブは、1968年に米国ノース・キャロライナ州で結成されました。日本で最初に結成されたローターアクトクラブは、1968年に第2570地区(埼玉県)の川越RCの提唱で発足しました川越RACです。現在世界164の国に、7300近いローターアクトクラブがあり、約166,000人の会員がいます。日本では、422クラブで、5,000人強の会員が活躍しています。現在ローターアクトには、様々なプログラムがあります。世界ローターアクト週間が1993年RI理事会で、RA創立25周年を記念として、3月13日を含む1週間を「世界ローターアクト週間」に指定しました。第2760地区でも、ロータリアンより深い知識や経験を指導する活動が行われております。またアクターより、若いエネルギーとアイディアを学ぶ目的で、RCと共同して親睦活動や行事が行われています。国内では、「アクトの日」があります。全国統一事業を行うことを目的として設定されました。アクトの「ク」と「ト」から、9月10日をアクトの日としています。その日に近い日曜日に活動事業を行っています。当地区では、9月5日(日)に三河、尾張ゾーン、9月12日(日)に名古屋ゾーンと親睦を中心とした行事が行われました。 次に、第2760地区は、地区テーマを「ふるさと」として、住んでいる街をよく知りふるさとを大切にしたいという思いから、地区方針は「地域活動を活発に」として、各クラブで行っている地元の行事を充実させて、その活動を通じて多くの人と出合い、アクトを広く知ってもらう事で、会員増強を行うとしています。 この地区テーマに基づき、昨年の11月7日に豊橋市にて、アクターズミーティングが開催されました。「ふるさとを守ろう〜東海大震災に備えて〜」をテーマとして、新潟中越地震が発生して2週間後とあって、参加者も非常に災害に対して関心が高く、真剣に講義を受けておりました。市役所の担当講師により地震災害に関する講座が行われました。全体会で受講体験の内容発表。その分科会の一つで、応急手当「心肺蘇生法」の発表では、119番通報から、人口呼吸、救急車が到着するまでの応急手当の大切さ、命を救うにはその場に居合わせた人の勇気ある行動がいかに大切かを知ることができました。またこの日には、豊橋駅前と会場内で新潟中越地震災害復興義援の募金が行われ、174,878円の義援金が集まりました。アクターズミーティングは、アクターの専門知識と指導力の開発を目的としております。大地震災害時には若いアクターが先頭に立って「ふるさと」を守ってくれると信じております。 |
▲上へ戻る |