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ロータリー財団月間によせて |
・地区ロータリー財団委員会
委員長 鈴木 孝則 |
・地区ポリオプラス委員会
委員長 山内 登 ・地区恒久基金委員会 委員長 渡辺 均 ・地区年次寄付委員会 委員長 岡本戡紘 |
ロータリー財団月間によせて 委員長 鈴木 孝則 |
いつもロータリー財団へのご支援、ご協力誠にありがとうございます。先ずもって心から感謝申しあげます。 ご存知のように、本年度は、ロータリー創立100年の年であります。まずご理解いただきたいのは、「創立100周年は財団重視の年」であることです。 グレン・エステスRI会長の掲げる100周年の3大目標は、 (1) ポリオ・プラスにおける前進 (2) 会員増強 (3) 財団支援 です。100周年の三つの最も大切な目標のうち、財団の活動が二つを占めて、財団重視を打ち出しております。ですから、まずご認識いただきたいのは、「今年度は、財団重視の年」ということであります。「財団支援」について、少しだけ触れておきたいと思います。 「財団支援とは、年次プログラム基金への寄付額でロータリアン一人当たり米価100ドルに達すること」であります。 これは本年度当地区ロータリー財団委員会事業計画スローガンの最重要課題でもあります。今後色々の機会に、「毎年あなたも100ドルを(Every Rotarian, Every Year)」という目標を耳にすることになります。「Every Rotarian, Every Year」(EREY)の日本語訳がどうして「毎年あなたも100ドルを」になるのかについての説明をしておきます。100ドルの目標は、2001年の規定審議会での決議であり、EREYは、2003年4月の財団管理委員会の決定であります。ですから、二つの目標の生まれ育ちが異なります。しかし、出所は違っても財団の資金を強化するという目的においては一つのものでありますので、日本においては、「Every Rotarian, Every Year」の訳文を「毎年あなたも100ドルを」ということで、統一したスローガンとしております。しかし、忘れてはならないのは、「あくまでも寄付」ということであります。決して強制であってはなりません。訳も分からない入会したてのロータリアンに「寄付、寄付」と半強制的に迫ったり、使い道もよく理解していただかないで寄付依頼をするのでは、会員減少の原因になったりして、決して実りある財団活動はできません。 次に、本年度からとりあげられた「地区ロータリー財団チーム」について述べます。 今後、地区そして各クラブにおいてこの概念をもって活動して欲しい大変大切な事業推進チームであります。 「地区ロータリー財団チーム」とは、 (1)クラブ会長 (2)地区ロータリー財団小委員会委員長及び委員 (3)地区財団委員長 (4)ガバナー補佐 (5)地区研修リーダー (6)ロータリー財団地域コーディネーター によって構成されます。そして、それぞれの任務は、 @ 地区ロータリー財団小委員会は特定のプログラムを管理運営する。 A クラブ会長は年次目標を設定しそれを達成させる。 B ガバナー補佐はクラブの目標達成度について確認する。 C ガバナーは担当地区会員の財団寄付に対する動機付けに全力を傾注する。 ということであり、従来より広範なチームとして理解できます。構成者は、それぞれ財団の事業推進について責任を分担しつつ、全体としてその運営を共有し、財団の成果をあげていこうという狙いであります。 私は、今ご説明しましたように、本年度当地区重要目標の中で、 更なるご支援、ご協力をお願い申しあげます。 |
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ロータリー財団月間によせて 委員長 石田 正城 |
ロータリー財団国際親善奨学金は民間レベルとしては世界最大規模の奨学制度です。目的は他国の教育機関で勉強させることによって、相異なる国民間の理解と友好関係の増進に寄与するという「国際親善」使節の育成です。 毎年全世界で1000〜1300名ぐらいの奨学生がロータリークラブと地区、学校や市の機関、その他のフォーラムへの公式、非公式の参加を通して、受入れ国の人々に対する優れた民間大使として活躍してくれています。 財団の国際親善奨学金として当地区は次のような募集を行っています。 @1年間の奨学生・・・支給額は米貨25,000ドルです。Aマルチイヤー2年間の奨学生・・・学位取得を目的、支給額は1年につき12,500です。 B文化研修の奨学生・・・3ヶ月間の語学強化研修と相手国の文化に溶けこむことを目的としています。 C世界平和奨学生・・・国際関係を研究する2年間の奨学生です。当地区で推薦しますがRIで選考されます(世界で70名) 詳しくは地区財団ホームページをご利用下さい。 http://www.rotary2760.org |
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ロータリー財団月間によせて ─「財団学友会」の現状と期待─ 委員長 藤田 守彦 |
2760地区のロータリーアンの皆様には「財団学友会」に御理解と御協力を賜り厚く御礼申しあげます。 11月は「財団月間」という事で、改めて学友会について御紹介をさせて頂きたく思います。 御承知の様に財団には6つのプログラムがあります。学友会もその中の一つであり、余り目立ちませんが重要な任務を果たしております。 学友会は、ロータリー財団奨学生(国際親善奨学生)として外国で学問を終了した学生と、これも財団プログラムですが研究グループ交換(GSE)を終了したチームメンバー、ロータリー平和奨学生、大学教員の為のロータリー補助金受領者で構成されています。 特に奨学生は選考合格が決まった時点で自動入会となり終身学友会員となります。2004年11月現在、当地区には334名、日本には8,350名の学友が活躍しています。 元国連難民高等弁務官の緒方貞子さん、作家の牧野高吉さん、指揮者の松尾葉子さん最近では宇宙飛行士になる角野直子さんも学友会の一員です。 それでは私共、学友委員会の仕事を御紹介します。まず次の様な行事を主催します。7月には奨学生の為の「ガイダンス」をします。この行事は奨学生に決定された諸君に対して今後どの様な方法で留学先を決定してゆくのか、またロータリークラブの概要、考え方などを指導します。2月には奨学生の為の「オリエンテーション」を行ないます。この行事は、ほぼ決まった留学先への最終確認の仕方、現地での注意事項などを指導します。5月には財団学友会「総会」をかねて留学先の決まった奨学生への「壮行会」を行ないます。 また、各行事の間には奨学生からの個別の相談にも応じています。 これらの行事はすべて、学友委員会と学友会代表幹事、幹事、会員が一緒になり行います。その他ロータリー財団学友の正確で最新の情報を維持する為の資料も作成管理しています。この資料は地区や各ロータリークラブの活動に学友の参加を推進する為の基盤となります。 また、メーリングリストを作成し、新しい奨学生の登録を行い先輩学友への質問、回答など留学までのアドバイスなどがメールで交換出来る様にしています。 次に学友への期待ですが、学友の場合それぞれの分野にて専門知識を習得した人が大半であり、この専門知識を国際ロータリー、ロータリー財団への支援の為に役立てて欲しいのです。また、帰国後2年から3年は地区内各クラブの例会に出席して卓話をしたり、ガイダンス、オリエンテーション、総会に積極的に参加をして、次に出発する奨学生に対して適切なアドバイスをする事。それが援助してくれたロータリーへの貢献になりますし、その事をスポンサークラブからも助言して頂きたいと思います。 この様に学友会活動に積極的に参加をして地区財団学友委員会と共に学友会組織の充実と活性化に努力をして貰えば更に良き循環となると考えます。 最後に課題として、財団学友委員会と学友会幹事の皆さんとの関係があります。年度によって学友委員会のメンバーは変りますが、学友会幹事の皆さんはある時期まで永く役をされます。その中での意思伝達が巧くいけば、縦、横の繋がりとして学友会活動は活性化される事となります。 簡単な様で難しい事ですが、地道な活動が実を結ぶ事と思います。さりとて、これも2760地区のロータリーアンの力なしで実現出来ません。財団学友委員会も「誠心誠意」活動致しますので更なる御支援を御願い申しあげます。 |
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ロータリー財団月間によせて 委員長 山内 登 |
RIは、2005年(RC設立100周年)に、世界がポリオの完全撲滅を宣言することを予定しております。 同時テロ事件以降、激減している対応を復活させなければなりません。 そのため、当地区におきましても、2002〜2003年度から今年度(2004〜005年度)に至る3ヵ年でロータリーメンバー1人米貨150ドルのポリオに対する寄付を実行していただきたく、お願い申し上げて来ましたが、いよいよ撲滅募金活動キャンペーン3ヵ年計画の最後の年度となっております。 ポリオ撲滅が国際ロータリーの第一の目標であることを強く再認識して頂き、2005年度には声高らかに完全撲滅宣言をしようではありませんか。 |
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ロータリー財団月間によせて 委員長 渡辺 均 |
「恒久基金」とは財団管理委員会が世界理解と平和の為にロータリー財団基金(1982年発足)に代わるものとして、新たに採択した名称です。この基金の目的を世界中のロータリアンによく理解してもらう為に改称を行いました。財団の強固な将来を確実にする為にです。国際ロータリーは(2005年の)ロータリー創立100周年に向けて5億ドルを設定し「恒久基金」を特に支援する様にロータリアンに奨励しています。 この恒久基金への後援者をベネファクターと呼び当地区の目標は毎年各クラブ最低1名のベネファクターを出して頂く事ですが未だ未だ少なく地区内で残念ながら7クラブがベネファクター「ゼロ」です(2004年6月末時点)。又大口寄付者(寄付の種類を問わず年次寄付・使途指定寄付・恒久基金寄付の合計で100ドル以上寄付した方)も当地区では未だ少なく今後の目標に対しまして高いご理解と絶大なるご支援を賜ります様、御願い申し上げます。 |
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ロータリー財団月間によせて 委員長 岡本 戡紘 |
2001年規定審議会で、2005年までに1人当たりの年次寄付を100ドルの水準まで上げる決議が採択されました。なぜでしょうか。 ポリオプラス、財団奨学生、GSE、地区補助金など、外部から認められるロータリークラブらしい活動の多くは、財団委員会のものです。その活動原資は皆さんからの寄付によって成り立っています。これらの諸活動が発展する一方、近年の会員数の減少は原資の確保を危うくしています。RCがすばらしい理念を掲げていても、財政基盤がなければ「絵に書いた餅」になってしまいます。 ある先輩が、「財団への寄付は、事業における固定資産税のようなものだ」とおっしゃいました。RCが継続的に事業を行わねばならないのならば、それを支える寄付も継続的に行わねばならない、という意味だと思います。 今年は各クラブで寄付目標を設定されました。是非目標を達成ください。ロータリークラブが奉仕の理想を実現するためには、皆さん一人一人の寄付が不可欠です。 |
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