本年度DDF選択会議は、大島宏彦ガバナー、福田清成カウンセラー、斎藤直美ガバナーノミニー始め、地区担当役員13名出席のもと、上記の要領で開催されました。
本会議は、豊島コ三ガバナー年度に寄付された年次寄付を、シェアーシステムを通じて地区が選ぶプログラムの資金を決定する重要な会議であります。
年次寄付は、寄付年度末に集計され、2つの活動資金に分けられます。50%は国際財団活動資金(WF:World Funds)に、50%は地区財団活動資金(DDF:District
Designated Funds)となります。そして財団独特の補助金支給サイクルにより、寄付金を受け取ってから3年後にプログラムのために使用されます。
例年ですと、DDFは、年次寄付と恒久基金利息の60%合計ですが、2006−07プログラム年度に限り、恒久基金の利息は凍結され、年次寄付の50%のみしかDDFの対象となっておりません。そして2007−08プログラム年度より、地区の年次寄付と恒久基金利息の50%になる事になっております。
以上の事情により、2006−07年度DDF明細は、
年次寄付×0.5 |
247,335.51ドル |
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奨学金未使用額 |
29,727.63ドル |
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合計 |
277,063.14ドル |
となり、 |
加えて前年度繰越額161,884.92ドルも凍結され、他地区同様、当地区も極めて困惑した会議となりました。
締め切りの迫る教育的分野のシェア選択をまず決定し、前年度繰越額が使用可になってから、他の分野のシェア選択をする事になり、今会議においては、
1. 人道的分野 |
災害救援 |
3,000ドル |
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WCS助成金 |
1,000ドル |
2. 教育的分野 |
一学年度奨学金@26,000×6名 |
156,000ドル |
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マルチイヤー @26,000x4名 |
104,000ドル |
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文化研修3ヶ月@12,000x1名 |
12,000ドル |
3. プログラム強化 |
GSE |
1,000ドル |
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合計 277,000ドル |
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