ロータリーを通じての人間成長
私とロータリー
豊田西ロータリークラブ 生田雅巳
入会後まだ日が浅い新入会員です。一般的に「ロータリークラブ」と聞けば、各方面で既に成功を納めた方々が、各種の奉仕活動を通じて社会貢献を行っている国際的な団体、というようなイメージではないでしょうか。
入会前には、私も漠然とそのようなイメージを抱いており、実際に入会の推薦を頂くまでは、30代で、いまだ何者にもなっていない自分とは、まったく無縁の世界だと思っておりました。
そのため、入会後の現在でも、果たしてこのような自分が、どうしたらこの社会を少しでもよくすることができるのか、考えてしまうことがあります。
しかし、先日、先輩のお話を拝聴する機会があり、その中で、ロータリークラブの各会員の素養はもちろん重要なことではあるが、それにも増して、会員を受け入れたロータリークラブが、各会員を、善良なる一個人、一経済人、一市民として育てることもまた重要なことであり、そのような会員がそれぞれの地域社会にひとりでも多く増えていけば、結果的にこの社会全体がよくなるのではないか、という考え方を伺い、大変感銘を受け、私もその考えにのっとって、私自身、これからロータリークラブの活動を通して、人間的に成長することを願うところであります。