「天・地・人」恵まれ日々是好日
私とロータリー
岩倉ロータリークラブ 会長エレクト 浅野勝美
入会してから8年が経ちました。先輩諸氏に比べればとても足元に及ぶものではありませんが、この間、私としては貴重な体験をさせていただきました。ロータリーの役職がそうです。これは、私生活の中では到底有り得ない事なのです。私達のクラブは、会員が少ないこともあって、絶えず誰かが何かを受け持たないと機能しません。私の経験は、いわば少人数クラブの副産物なのかも知れません。『天 ・ 地 ・人』と言います。「人生の道のりでは、この3つに恵まれることが大切である」なのだそうです。
ロータリーの綱領の第1に「奉仕の機会として知り合いを広めること」とあります。奉仕が枝分かれして、種々な活動になってきます。奉仕とは、我々にとってあまりにも裾野の広い分野です。目で見る奉仕の文字は一緒でも、その文字から受けるイメージは夫々に違います。画一的な答えを出さなくても、その人が持ち合わす奉仕でよいと思います。すなわち、そうした奉仕精神の集合体がロータリークラブであり、充足感がロータリアンとしての行動を共にさせてくれていると思うからです。
社会に必要とされていること、活躍の場が提供されていることが生きていることの証となります。私は『人(じん)』に恵まれていると思います。この先、さらに多くのロータリアンと知り合う事が出来るでしょう。私とロータリーの巡り合わせを与えてくれた『天』。小人数で、むしろ心地よい逆境を与えてくれる当クラブと言う『地』。そんなクラブ環境の中、会員増強始め、必死にクラブ運営を図るメンバー。この絆が『人』です。私なりの『天・地・人』があります。喜びです。日々是好日である所以です。