CK_20120202 of 国際ロータリー第2760地区 地区広報委員会

人生の扉 開く力もっている

私とロータリー
名古屋大須ロータリークラブ 新世代奉仕委員長 渡辺 観永

104.120202「人生の扉開く力もっている」渡辺観永.pdf
 「おい、ロータリークラブにはいらないか?」と声をかけていただいたのは、子どもの手術が終わったばかりの6月だった。数年間、いろんな意味で家庭の中が重くもがいていた頃だったので、親しみのある、古くからの先輩の声にうれしくもあったが、これからの子どものこともあり、家族で相談してからと、電話を切った。どうやって断ろうかと考えていた私に、家族の言葉は意外だった。「いいじゃない、やってみれば! こういうときにこんな話が来るのは、きっと扉が開いたのよ」以来、想像以上に世界が広がりすぎて、今では、いささか混乱気味になってしまっているのだが、苦しさの中にも心地よさがつきまとっている。
 私どものクラブでは、会員による合唱活動が盛んであるが、たまたま、こどもの誕生日に練習日が重なって、会員によるバースデーソングの合唱をいただいたときの、子どもの笑顔は忘れられない。またヒルウオーキングクラブでは、鈴鹿の山をはじめあちらこちらに、私に代わって子どもをつれていっていただいている。このようなことは数え切れない。
 交換留学生による国際交流事業もクラブ創設時からの伝統だが、ありがたいことに、娘が選ばれ、オーストラリアに、昨年、派遣していただいた。現地での心温まる交流は、彼女を大きくしてくれたようだ。その派遣が終わりに近づいた、昨年3月11日、東日本大震災
が発災。彼女から、日本はどうなったのと、泣きながら電話がかかってきた。そして、ホストファミリーを中心に、なにかできないかと提案が盛んにきた。
 一方、私の周辺も、震災支援活動で慌ただしくなっていた。活動の中で、クラブに助けていただいたり、他のメンバーと共同で支援に当たらせていただいた。大須演芸場に、名古屋への避難者100名を招待することもできた。これは、クラブの先輩方が、長年積み上げてこられた落語芸術協会との信頼関係があって、はじめて実現した企画だった。「おお、そりゃいいことだ、やろう! 君に協力する」くぐもった心の扉がぱっと開く瞬間である。地震復興も、自らの人生も、まだまだ途中である。誰かの人生の扉を開く力をもっているのがロータリーであると信じている。「それでこそロータリー!」といわれるようにこれからも励んでいきたい。


20x20_space.gif
コラムのメニューページに戻るLinkIcon

交換留学生でカナダに1年
「I serve」の精神で
素晴らしい第二の人生
失敗できる幸せ
思いやりのある社会に
人格磨きさらなる躍進を
活動の数だけ生まれた深い絆
地域・世界・自分のために活動
岡崎市立形埜小学校水質保全活動を支援
日本人のe-Club Oneあれば
目標は「和やかで風格あるクラブ」
タイの水保全 有意義な事業に喜び
心が揃えば、履物も揃う
やめたい、やめられない
第二の人生をロータリーに
社会織りなす横糸に
踏み出さなければ始まらない
かけがえのない友情
ロータリーを楽しむ
ロータリーならではの経験
早く一人前のロータリアンに
ロータリーを通じての人間成長
COP10の趣旨深めたI・M
「知るは楽し」のI・Mを終えて
ピンチこそ未来かわるチャンス
米山奨学金で卒業・就職無事に
米山奨学は生きた国際親善
成し遂げた満足感と感動を
ロータリーはフラットな付き合い
支え合うことの大切さ
友愛の輪 世界中につながり
生活に欠かせない存在
育てよう!高校生の善意の輪
人脈の幅が広がり成長実感
地域社会に溶け込んだRCC事業
RCC活動をご存じですか?
ボランティアで居場所発見
RCCに文化伝承を期待
樹木の致命的な病気 阻止
四つのテストは素晴らしい
ロータリーの一員に誇り
ロータリーの奉仕を考える
災害に強いまちづくりへ
「奉仕活動」を再認識
大黒柱「せぼね」の点検を
感謝と感動 仕事に生かす
これこそ「私のロータリー」
お互いの信頼感が友情と成果生む
つながりとしがらみに守られて
新たな自分の価値発見
今の自分にできることに挑戦
多くの出会いと経験に感謝
笑いの中から学んでいます
クラブのさらなる躍進を
卒業のない人生修養道場
奉仕の機会を与えてくれるもの(1)
奉仕の機会を与えてくれるもの(2)
国際RYLAセミナーに参加して
国際RYLAセミナー3日間の挑戦
先輩ロータリアンの教訓に感謝
ローターアクトは真剣な遊び
きっかけは、ここにある
国際貢献 難しさ痛感
ロータリーに思うこと
RACは人として成長できる場
週に一度の例会が生活のリズム
『人材』と『趣味』の宝庫
貴重な経験 人生の糧
大切なのは『せっかく根性』
ロータアクトクラブとは
金次郎に学ぶ奉仕の精神
ロータリーこそ最高の人間集団
私のセカンドシーズン
RACに入ってよかったこと
私を成長させてくれる存在
出会いの数だけ成長できる
RACを通じて得るもの
ロータリーでの出会いに感謝
ロータリアンの基本とファジー
RACで目ざめた『地元愛』
米山奨学生としての10年
感謝の気持ちを忘れず
RCで得た三つの出会い・絆
例会のあり方について
取り戻そう”感謝の心”
新たな暮らし方・生き方発見
気づきと学びを行動に
受け継いだこと実践し伝える
緊張の連続 大きな成長
幅広い見識 研鑽し広げる
チャンスからチャレンジへ
知名度低い親睦野球大会
躍進する地区米山奨学事業
入会して発見!RC 人の和
奉仕の理想を実感できた1年
『天・地・人』恵まれ日々是好日
出会いの感動を楽しむ
ライラセミナーで得たもの
「思いやり」と「期待される」
更生保護活動へ理解を
社会や奉仕へ眼向ける
「感動の絆」伝えて
社会とつながり、生涯の友人も
人生の扉 開く力もっている
こころの中を見つめること
ロータリークラブでの人生勉強
ロータリー活動で得た新発見
ロータリーの楽しさ発見
福沢諭吉の教えと職業奉仕
ロータリーで新しい世界を学ぶ