緊張の連続 大きな成長
私とロータリー
名古屋和合ロータリークラブ 中川信治
私にとって、ロータリーとは、名前ぐらいしか知らない、全く無縁の世界でした。そんな私に転機が訪れたのは一年前のことでした。私のような者が入会してもいいのだろうか、と言う疑問もありましたが、気が付けば、和合ロータリークラブに入会して、この1月で、1年と3ヶ月の、長き?月日が過ぎたのです。もっとも多く諸先輩の方から見れば、在籍して2年にも満たない私などは、全くの新人です。しかし、私自身にとっては、なんとか無事1年すぎた、いやはや、もう一年以上在籍しているのかと、感慨深い気持ちがこみ上げてくるぐらいの快挙です。
入会当初は、紹介者以外、誰一人、知人はいないし、もちろん話をする相手もいませんでした。
ホトホト気疲れする例会が続いていました。今でもそんな気持ちが、どこかに少しだけ残っています。「ここに私の居場所は存在するのか?」と言う、疑問符が、いくつも付いてしまう毎日でした。
そんな中での一年生突破! これは、私にとっては、なかなかの達成感です。後輩の方もポツリポツリと、入会して、あーっ、私も少し慣れて来たなあ、と感じる今日この頃です。
ところが、やっと平和な定例会がやってくるのか、と思ったのは、つかの間、今度は、親睦委員、
ニコボックス委員、ソングリーダー、などなど、私がもっとも嫌いな人前で話す!人前で何かする、なんて役がキッチリとやってきたのです。これはこれで、なかなか大変なのです。ただ、全てを前向きに捉えれば、多くの先輩の方々の前で緊張しながらの役目の達成は、自分自身への大きな成長にもつながるはずです。つたないながらも、心して役目を努めるべきと、考えるようになったのです。
ロータリアンには、当然ですが、会社の代表者など多くの部下を抱えている人達がほとんどです。日本経済が大きな変革の真っ只中で、会社経営といった常に緊迫した世界が、存在しているはずです。そんな方々の集まりの中で、唯一利害関係のない世界が、このロータリークラブかもしれません。和合ロータリークラブは、加治佐健二会長のもと 「和気合い合い、深まるきずな、楽しもうロータリー」と、いかのも嬉しい年度方針が、掲げられています。入会当初の気持ちとは打って変わって、なんとも言えない、ゆるい平和な世界が、存在しているように思えるのです。
さて2年目の新人ロータリアンの私に、どんな素敵なロータリーの世界が待っているのか、今年も、ドキドキ、ワクワクの1年になりそうです。