「奉仕活動」を再認識
私とロータリー
名古屋和合ロータリークラブ 佐藤公俊
私は元々、亡くなった父親がロータリアンだったため、承継するような形でロータリークラブに入会させて頂いた。
入会前は、ロータリアンというと、身近な父親しか知らなかったこともあり、「ロータリークラブは年配者のレジャークラブ」「老足りて礼節を知るのロータリーかな」などと、大変に失礼千万な印象を抱いていた。
入会させて頂いて意外だったのが、それまで本当に、知らなかったことであるが、まず30〜40歳の若い会員が少なくないということ、そしてロータリークラブが奉仕団体であるということであった。
私はそれまで奉仕というと、世のため人のため、自らを犠牲に、己にムチ打ち、艱難(かんなん)辛苦に耐えながら取り組むもの、というような、ゆがんだともいえるイメージを持っていた。しかしロータリークラブが提唱する奉仕の一つである職業奉仕、即ち、自分の職業にいそしむこと自体が奉仕につながるという考えは、目からうろこであった。
また、何かと理由をつけては夜の会合を開き、2次会・3次会と宴を催すことも、地域経済を活性化させ、GDPに貢献する尊い奉仕活動であることと理解し、誇りを持って夜の街に繰り出している(?)。
まだまだ入会して1年にもならない未熟者ゆえに、ロータリアンとしての自覚・責任等も足りない身であるが、「労足りて礼節を知る」ロータリアンへと成長するべく、諸先輩方から学んで行きたい。