「人材」と「趣味」の宝庫
私とロータリー
名古屋南ロータリークラブ 榊原 仁作
名古屋南クラブは名古屋で3番目の創立、会員119名、86歳から39歳までの平均62.4才のクラブです。
ロータリーの役員任期は一年であるため、就任時には年次計画が出来上がっていて変革が困難でした。そこで私たちのクラブでは1992年から、クラブのあり方、運営方針等に関する会長の諮問機関として3年任期の『長期ビジョン協議会』を設けています。これはガバナー訪問時にいつもお褒めをいただいています。
現会長の近藤禎男氏は、ロータリー活動は家庭円満からとの信念で、ロータリーの「5大奉仕」に「家庭奉仕」を加えて「6大奉仕」として、会長就任挨拶で奥様自慢を堂々とされました。
メンバーは地元のオーナーが多いことから、クラブの各種催しには奥様同伴が多く、奥様同士、家族同士の交流も盛んです。また、当クラブには親子二代、三代の会員が多く、親子同時会員だった方も何組かおられます。現在も刃物製造の兼房の名誉会長渡邉浩さんと渡邉將人社長さんが二代そろって会員として活躍されています。
50周年記念事業で、会員の名古屋ボストン美術館館長馬場駿吉氏作詞、名古屋音学学校講師桑山ミユキ氏作曲のクラブソング「風は南より」が制定されました。作詞の馬場駿吉さんは名古屋市立大学医学部名誉教授ですが、美術・音楽・俳句の分野でも著名な方です。
また、老舗和菓子本舗両口屋是清の会長で邦楽に造詣の深い大島喜十郎さん、若手音楽家の育成にご尽力されている名古屋音楽学校理事長で名古屋青果会長の吉田春樹さん、68歳で奥様とご一緒にウィンドサーフィンの愛好家である日本街路灯製造社長の後藤保正さん、後藤さんの指導でウィンドサーフィンをはじめられた税理士菊田宗一さん、東洋燃料代表江口博寿さんのフルート、沢田建設社長澤田伊三夫さんのマリンバ、クロガネスチール専務北登一さんのギターのグループ「サザン・シープ」の他、ゴルフ会、囲碁同好会、音楽鑑賞会、カメラ同好会、俳句を楽しむ会、カラオケとグルメを楽しむ会、小唄・舞踊・民謡・邦楽の会、グルメと美術と旅行を楽しむ会、馬を愛し競馬を楽しむ会など、多彩な趣味の会で大いに親交を深めています。