躍進する地区米山奨学事業
私とロータリー
岡崎東ロータリークラブ 2002ー2003年度会長 小野文憲
時の経つのは早いもので、私が岡崎東ロータリークラブに入会してから26年の歳月が流れました。この間、クラブ内では種々の役職を経験し、会員相互の理解と親睦に努めてまいりました。私の入会した頃は、先輩会員から、特に「出席」と「自己紹介の時に職業分類を公表する事」を厳しく指導されていたと記憶しており、とても懐かしく思い起されます。
ロータリーの活動は、多くの人との出会いを経験し、自分自身の人間形成に大きな影響を成すものと思っています。私は26年間の在籍年数のうち、13年間を地区米山奨学委員会に所属し、奉仕活動をしてまいりました。(財)ロータリー米山記念奨学会理事で、地区米山奨学委員会カウンセラーの加納泉パストガバナー(名古屋中RC)を中心に、藤本博之(名古屋西RC)、鈴木茂久(豊橋北RC)、小山愼介(名古屋名南RC)、大西弘高(名古屋東南RC)、竹内一郎(刈谷RC)の歴代各委員長、および、中島実副委員長(名古屋北RC)と共に、素晴らしいスタッフに恵まれ、米山奨学生の採用、オリエンテーション、クラブ米山奨学委員長会議、カウンセラー会議、米山学友会総会、役員会、企業訪問などの研修会、米山奨学・学友合同忘年会等の米山活動を通じて、ロータリアン、米山奨学生、米山学友と、多くの人脈を得る事が出来ました。私の掛替えのない財産として、今も交流をしています。
又、現在、米山奨学事業に協力的な私のクラブでは、韓国出身の名古屋大学大学院博士課程在籍の さんを米山奨学生としてお世話しています。殺伐とした男所帯の私共クラブに、1輪の花が咲くが如く、愛嬌を振り撒いて全会員から可愛がられています。とても和やかな例会場です。
この全国のロータリアンからの善意の寄付により成り立っている米山奨学事業が増々発展し、米山奨学生・学友が世界に羽ばたき、国際親善と世界平和の「架け橋」になる事を節に願うものであります。