国際RYLAセミナーに参加して
私とロータリー
国際RYLAセミナー参加メンバー 矢野麗子
私は、今年6月に名古屋中ロータリーの推薦で、カナダのモントリオールで開催された国際RYLA(ロータリー青少年指導者養成プログラム)セミナーに参加し、たくさんのことを学ばせていただきました。このセミナーの趣旨は世界のリーダーの育成であり、チームに分かれさまざまな国、職業、年代の人々との交流を通じて、その背景にある国の情勢、宗教、文化などの相互理解を図り、意見、考え方をとらえ、いかに自分の思いを伝えていくかの研修でした。
私は、かつて、カナダに1年半ワーキングホリデービザで行った経験があり、会話程度の英会話が出来る程度での参加でした。しかし、今回の研修は意見の交換がメーンであったために、想像以上の語彙(い)力の乏しさから、会話を理解するのがやっとで、残念ながら意見を述べることがほとんど出来ませんでした。また、ヨーロッパやアフリカなどの情勢についても理解が乏しく勉強不足であったこと痛感しました。
これらのことは本当に悔しく、自分の中で大きな反省を生みましたが。しかし、周りのたくさんのチームメイトが励まして助けてくれたことは、このセミナーに参加した事の大きな意義になりました。この経験は世界を知ることはもちろんのこと、それを通じて自国を見つめ直すとても良いきっかけになりました。
これからは、日本人ももっと自国に、世界に目を向け、さまざまな国を知り、世界の公用語である英語にもっと力を入れ、自分の意見を堂々と述べれるようになっていく必要があると痛感しました。
4日間の短い時間でしたが、とても充実した日々を過ごせました。この貴重なセミナーに参加させていただく機会を与えてくださったロータリーの皆様に心から感謝をするとともに、僭越ながらこれからこのセミナーに参加して世界を知る若者の皆様への参考になればと思います。ありがとうございました。