米山奨学は生きた国際親善
私とロータリー
豊田西ロータリークラブ 米山奨学委員長 皿井寛
私は仕事の都合でロータリー活動を中断していたが、会社経営を退いて自由業を始め、余生の在り方や社会貢献を考えだした時に、縁あって豊田西ロータリークラブに入れて頂いた。毎週の例会に出席し、諸活動に参加することにより、いろいろな世代の方々との出会いや交流に新鮮な感動を覚え、私の生きがいともなっています。
昨年より米山奨学委員長を仰せつかり、ブラジル出身の愛知大学4年生の仲宗根君のカウンセラーになり、彼がクラブメンバーとの交流や心豊かな留学生活が出来るように努めてきました。われわれ2人は、第2760地区の奨学生諸活動に積極的に参加し、世界各国出身の奨学生、学友との交流会、研修会、懇談会など、国際色豊かで、これこそ生きた国際親善だと感激しました。私も大学時代に、日本育英会の奨学生になり、経済的には大変助かったことを感謝しておりますが、事務的にお金を受け取っただけだと記憶しています。
米山記念奨学事業は奨学金を渡すだけでなく、奨学生は毎月1回クラブの例会に出席してロータリアンと交流をし、社会貢献等を考え行動するなど、大変素晴らしい国際貢献事業だと実感しました。
仲宗根君はこの3月に立派な成績で大学を卒業しました。数年間は日本で仕事をしてビジネスの経験を積んだ後、ブラジルで活躍したいとの抱負を語っております。将来、彼はブラジルと日本の架け橋となって、国際親善にも貢献されるものと期待しています。