感謝の気持ちを忘れず
私とロータリー
米山学友会(愛知)会長 林チョン
さる7月17日に中国学友会総会が盛大に催され、総勢420人を超えるロータリーソングの合唱の中で大成功を収めました。日本からは260人のロータリアンと関係者、学友など160人が上海に集まり、学友同士の交流、ロータリアンへの感謝の気持ちを伝えるとともに、国際交流と奉仕精神の理解を深めました。
ロータリー米山記念奨学会は、これまでに109カ国1万5677人にのぼる日本での外国人留学生たちを支援してきた民間最大規模の奨学財団であります。そのうち中国人出身者は最も多く、4644人です。
中国学友会の存在は、日本国内のロータリアンの方々の中で反応が拡大しっつあると同時に我々学友(組織)としても社会奉仕、国際奉仕をしていきたいと思う次第です。
9月9日には国際ロータリー第2760地区の学友会総会が開催されました。我々は留学生のときに、ロータリアンの皆様からの温かい応援と奨学金のおかげと、各世話クラブとカウンセラー制度によって人生の土台作りができ、無事に学業を終了することができました。
今はそれぞれにトヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車工業、デンソー、アイシン精機、富士通、シャープ、天野エンザイム、ブラザー工業、・イビデン、メニコンなどの会社に勤める学友もいれば、名古屋大学、南山大学、愛知大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知学院大学、藤田保健衛生大学、野村総合研究所、国立長寿医療研究センターなどの大学、研究機関の教授・研究者、さらには自ら事業を起こして会社のオーナーになった学友もいます。
皆さんはロータリーに育てられ、米山奨学金を頂いたお陰で、立派に成長し、それぞれの職場で活躍し、社会奉仕を続けながら社会に恩返しをしています。
学友のもう一つの重要な役割は、母国と日本との懸け橋となって国際社会で活躍することです。今後ロータリー米山奨学事業のため、世界平和のために何ができるかを具体的に案を出しあい、お互いに好意と友情を深めて、いかに学友会の活躍範囲を広げることが私たちの課題です。
そのために次のような目標を設定いたしました。
日本一、お手本になるような学友会を目指し、全員が一致団結して頑張ります。
何時までも奨学金を頂いたときの感謝の気持ちを忘れず、ロータリーとの縁を一生大切にし、恩返しの気持ちを持ち続けて、私たちの目標に向けて全員で取り組んでいきたいと思います。