地域社会に溶け込んだRCC事業
私とロータリー
岡崎東ロータリークラブ RCC委員長 小出元治
当クラブでは2つのRCCとしての支援活動を継続事業として行っています。
1つ目は2002年2月に発足した「長瀬楽人会」です。岡崎市立矢作北小学校の児童37人と上原久代表以下の指導者12人の49人で伝統芸能の「雅楽」を演奏している団体です。
当時の衣装と烏帽子を着用し、龍笛・笙・ひつりき(ひつりき帽)等の吹奏楽器と太鼓・証鼓・鞨鼓 等の打楽器を用いて、主に越天楽・五常楽・加殿急・迦陵頻伽等の曲目を演奏します。
現在は県内各地から出演依頼があり、幅広い活動を行っています。毎年8月には当クラブへお招きして日ごろの活動成果を披露していただいています。
また、今年は、中国上海万博での演奏依頼があり、7月31日に日本館で演奏の予定です。世界に雅楽のよさを発表する絶好の機会です。当クラブとしてもこの伝統芸能を出来る限り多くの方に知ってもらいたいという願いで、今後も協力を惜しまずに支援活動を続けていきます。
2つ目の支援活動は1997〜98年度の当クラブ創立25周年の記念事業として発足した「岡崎少年野球サークル」です。岡崎市内に在住する小学5・6年生からなる合計24の野球チームと指導者70人の総勢580人体制で活動しています。
「岡崎東ロータリー旗争奪少年野球大会」は毎年9月から11月にかけて2リーグ(Aリーグ6年生12チーム、Bリーグ5年生12チーム)で熱戦が繰り広げられます。今年度は新型インフルエンザの影響で決勝戦は年越しとなりましたが、無事終了しました。
当クラブとしては青少年健全育成と、将来、社会に通用するよう礼儀作法・基礎知識。技術等を鍛え上げる事を目的として、地域社会と一体となって児童を育成していけるよう今後も惜しみなく支援していきます。
この2つの事業を通して、ロータリアンと地域社会との連係プレーを今後も行っていきたいと思っています。