感謝と感動 仕事に生かす
私とロータリー
豊田東ロータリークラブ 10〜11年度職業奉仕委員長 河村喜平
私が豊田東ロータリークラブ入会させていただき早いもので7年になります。ロータリアンであった父から「ロータリーには入っておけ」と常日ごろ言われておりましたのでお誘いのお話をいただいたときは「よろしくお願いします」と即答しました。しかし、実際にはどんなクラブで何を活動しているのかもわかりませんでした。ただ、ロータリアンというと地元の第一線で活躍されている方々の集まりというイメージがありました。
わたしは陶器を作る仕事、いわゆる陶芸家です。仕事場は自宅で一人の仕事です。「こんな組織に属した経験のない私のようなものが務まるだろうか」とか、「立派な方々で、正直、相手をしてもらえないのではないだろうか」という不安がありました。
しかし、いざ入会してみると、かなり自由な雰囲気で、皆さん温かく迎えてくださり、年齢にかかわらずフランクにお話をしていただきました。それどころか、クラブの方々が中心となって約140名の会員からなる私の後援会を立ち上げていただきました。その行動力と運営力。スピード感は衝撃でありましたし、みなさんのご厚意に感謝と感動で心があふれる想いでした。こんなに良くしていただいて自分は何をお返しできるのか常に考えるようになりました。
このたび2010〜2011年度の職業奉仕委員長を仰せつかることになりました。ロータリーの職業奉仕は、ロータリアン個人が自己の職業を通じて社会奉仕することであり、ロータリーの原点・ロータリー運動の根幹ともいわれています。この理念を明確に理解できているのかというと、まだ、まったくといって良いほどですが、これを好機として職業奉仕理念を少しでも理解し、自分の仕事の中で、いかにすればロータリーを生かし、社会に貢献するかの手立てを考えていきたいと思います。