RCC活動をご存知ですか?
私とロータリー
名古屋守山ロータリー2760地区RCC委員会 委員長 松崎美都子
”RCC”ってご存知でしょうか? Rotary Community Corps の略で、ロータリー地域社会共同体と訳されており、RI(国際ロータリー)直轄のプログラムです。
ロータリークラブの社会奉仕活動には、大きく分けて2つがあります。ひとつは各クラブが独自で積極的に行う社会奉仕活動です。
RCC活動は、さまざまな社会奉仕活動を行っている市民団体を支援することを目的としたものであり、1989年にRIの公式プログラムに採用されました。
この活動は地域社会における教育、青少年(新世代)問題、高齢者対策、社会福祉、自然保護、環境保全などの諸問題の改善活動グループの支援や、地域の特徴ある伝統文化や芸能の継承努力を行っている地元の人たちの支援を行うという「地域に密着した奉仕活動プログラム」です。
現在2760地区では10ロータリークラブが12隊のRCCを支援し、隊員数はおおよそ2千人です。支援の仕方はさまざまで、経済的な支援、専門知識や経験からのアドバイスがあります。
どのロータリークラブもRCCの隊員さんたちは地道に努力をしていただいています。このような努力にもかかわらず、残念なことには、RCCの存在は、意外にも一般に知られていないようです。
私は、地区RCC委員長という大役を仰せつかり、RCCのことを少しでも多くの人たちに知っていただきたいと思っておりました。その矢先、今年4月18日にホテル日航豊橋で開催されましたRI第2760地区協議会に出席して、RI会長や地区ガバナーが「ロータリーをロータリー以外の人たちに知ってもらうための活動を積極的に行ってほしい」と強く願っておられることを伺いました。私が担当しているRCCはまさにこの活動であり、身の引き締まる思いがし、責任の重さを痛感しています。
今回、中部経済新聞社からRCCの活動を掲載いただけるということで大変うれしく、ありがたく思っています。これから、このロータリーページをお借りして、RCCの社会奉仕活動を順次掲載させていただきます。皆様のご理解とご共鳴がいただけることを願っていると同時に、これを機会に、より多くのRCCが結成されることを期待しています。