四つのテストは素晴らしい
私とロータリー
名古屋みなとロータリークラブ 小島清路
ロータリーにおける基本理念は、「道徳的水準及び倫理感をもって自己の職業をしっかりと行い、それを通じて社会に奉仕しましょう」という職業奉仕の考えです。この職業奉仕を実践するにあたり、その倫理的規範・行動規範を示すものに、次に示す「四つのテスト」があります。
「言行はこれに照らしてから ㈰真実かどうか、㈪みんなに公平か、㈫好意と友情を深めるか、㈬みんなのためになるかどうか」
私は、ロータリークラブに入って約22年になります。この4つのテストに出会って、大変な幸せと思っています。
昨今、不正・偽装問題で社会的信用を落としたり、企業倒産したりしているケースが多々あります。まさに、この4つのテストの心さえしっかりと肝に銘じておけば、このようなことにならなかったのに、と思います。
ロータリークラブは、寄付等の社会奉仕も重要な事業として行っていますが、団体社会奉仕をすることを目的としているのではなく、本来の役割は、「この4つのテストに照らし合わせながら、事業・職業を実践し、そのことを通じて社会に奉仕する」ことにあります。ここにロータリーの原理原則があります。
我々ロータリアンは、週1回の例会を通じて、倫理感を持った事業人・職業人となるべく研さんを積んでいます。「ロータリアンは、さすがに素晴らしい事業人・職業人であるな」と皆さんに思われるように努力していきたい、と思っています。