今の自分にできることに挑戦
私とロータリー
豊田西ロータリークラブ 市川幸治
私がロータリークラブと出会ったのは22年前のことです。私はホテルに勤務し営業を担当していた関係で、定例会をはじめさまざまなクラブ行事を会員の皆さんとともにホテルの立場でサポートしてまいりました。
1年前、縁あって豊田西ロータリークラブに入会させていただき、親睦活動委員会に属し、年4回の親睦例会と会員およびご夫人のお祝いの発表を委員長のご指導の下、微力ながらお手伝いさせていただきました。
今まで、私にとってロータリークラブは顧客としての対象であり、長年ロータリアンと接してきたにもかかわらず、本来の目的である奉仕について深く考えたこともなく、表面的なお付き合いしかしてきませんでした。そして昨年、クラブの一員になっても、ホテル業に従事する者として何が貢献できるかと考えた時、直接、会社の利益につながる事が多分にあるため、気持ちの切り替えがなかなかできずに、会員としての自覚が持てない状態が続いていました。
その中で、クラブ行事を通じで、より深く他業種の方々と触れ合う事により、少しずつではありますがロータリークラブの内面が見えてきたような気がします。
ロータリーの基本理念である「奉仕の理想」を理解し、追求するのには、もう少し時間がかかると思いますが、これからはホテルマンとしての自分ではなく、一人のロータリアンとしていろいろな行事に参加し楽しんでいきたいと思っています。そして、そこから「今の自分にできる事は何か」という課題を常に持ち続ける自分でありたいと思います。