大切なのは「せっかく根性」
私とロータリー
2009~2010年度地区ローターアクト協議会実行委員長
一宮ローターアクトクラブ 長橋美智子
2009~2010年度に2760地区で初めて行われた「地区ローターアクト協議会」の実行委員長を務めさせていただきました。このような、過去に前例がない行事を行うのは初めての経験でしたので、準備は想像以上に大変なことでした。しかし、皆様のご協力で多くのことを学ぶことができました。
この行事で最も重要なことは、理事役員の引き継ぎを行うことであり、私はその中に、アクトのみなさんに経験して欲しい内容を加えようと考えました。それは、ロータリアンとアクターがローターアクトについての共通認識を持つことと、会社や社会でも生かせることを体験して欲しいということの二つでした。もし自分が学ぶのならば、どんなことを学びたいかを考えた末に、ご縁があった名古屋商科大学大学院教授伊藤先生にご指導いただき「バークマン・メソッド」という多様性を認識し、自分を理解するという分科会を開催することができました。
私がアクトに入会して今年で9年目になります。過去に、ある行事で「せっかく根性」という言葉を聞きました。これは、どんなことに対しても「せっかく参加したのだから、楽しもう、学ぼう」という積極的な考えでした。
その時、今までの私は消極的に参加していたことに気付きました。「どんな体験も自分の気持ち次第だ、せっかくアクトに入ったのだから楽しもう」という考えになりました。もし過去の私の様に消極的に参加している人がいたとすれば、この行事を契機に積極的な活動のきっかけになればと考えています。そして、この「せっかく根性」が、現在、減りつつある会員数の歯止めとなり、さらに、増強に繋がっていくものだと確信しています。
ローターアクトクラブに入会することにより、良い仲間や環境の下で人生を学び、成長することができます。多くの方々に、是非、この機会を体験して欲しいと願っております。